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音楽制作のスピードを上げるには生産性を高めることが重要

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日々の仕事や生活、人付き合いなどに疲れてなかなか思うように曲作りが進まないってことないですか。

社会人は忙しいです。働く人々にとって、増してや家族がある方にはゆっくりした時間なんて無くて当たり前、かもしれません。 

一方、そんなに忙しくない人もコンテンツ消化やtwitterのタイムラインに追われてる人いますよね?暇なはずなのに作業進まないという。

DTMerたるもの、音楽だけは、曲作りだけはどうにかやっていきたいもの。忙しい毎日に忙殺されているようでは、せっかく買ったプラグインも浮かばれません。

そんな毎日を脱却できる方法論が、ちきりんさんの「自分の時間を取り戻そう」にしっかり書かれています。

忙しくて曲作れない!ストレス解消にプラグイン買うのが関の山!って方に是非オススメ。

※この記事は2016年12月2日に投稿されたものに加筆修正を行ったものです。

自分の時間を取り戻そう

量を増やすには生産性を高める

 

以前に堀江さんの本を読んでこんな記事を書きました。

量が質を作るのであって、その逆はない堀江氏の著書「本音で生きる」のレビューです。 堀江氏の、常に注目を浴び続ける派手な言動について、賛否はあるものの、本音で生きていること...

要は「質の高いモノ」を作るには数をこなすしかないという話。ごちゃごちゃ考えずに行動あるのみという堀江さんらしいストレートな本です。

「でも1曲すら作るのに時間かかるのに量を増やすなんてとても・・・」という声が聴こえてきそう。

ではたくさん曲を作れるようにするにはどうしたら良いのでしょうか。

インプットを増やさない

誤解ないように書いておきますが、ちきりんさんが本の中で「インプット」という言葉を使っていますが、堀江さんのいう「インプット」とは違う意味で使われています。逆説ではありません。

  • 堀江氏・・・・・情報のインプット
  • ちきりん氏・・・作業に対する時間を増やすということのインプット

インプットが増やせる環境で生産性が上がる人はいません。「できるまでやる!」「徹夜してでも仕上げる!」「とにかく頑張る!!」というのは、労働時間の追加投入を是とする超危険な発想です。

そんな言葉を口にしている間は、「できる人」にはなりえません。 「インプットを減らす」=投入する労働時間、稼働時間を減らすことが大事なのは、それによって私たちは初めて真剣に「生産性を上げよう、上げなければ!」という気になれるからなのです。

生産性という言葉は意識していませんでしたが、こういったことは普段から考えていたことでもあったので、とても共感出来ました。

余程のことがない限り、寝ないでやるってのはもってのほかです。 時間がないからこそ、希少な時間を最大限活かす環境づくりが重要となる。

生産性を上げるとは、効率を良くする、創意工夫するということと同義と解釈してます。なんとなく考えていたそのあたりをちきりんさんが明確にしてくれた感があるので、さらに具体的にしていきたいと思います。

睡眠時間を削ってDTMやるより思い切って寝たほうが捗る可能性が高いちょっと前までは睡眠時間を削ってまでDTMを楽しんできましたが、ここ最近、夜更かしが出来なくなってきたんですよね。歳かな? ってなわけ...

「生産性を高める」をテーマに道具を選ぶ

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ぼくの場合はミックス及びマスタリングに時間がかかってしまうことが多いです。 

何回も何回もやってイヤになるほどやってもうまくいかない。そんな時にもっと効率よく出来ないのか?と考えることにも繋がりました。

そこで「生産性」をテーマに、環境整備への投資を行うべきだと(要は金

出来るだけ良い環境を構築するために投資すればミックスの時間短縮に繋がるはずなんですよね。

まさしく時間をお金で買う感覚。

高価なものは買うということではなく、身の丈に合ったものを揃えていけば全然OKです。

というわけで、今回はミックス・マスタリングに焦点をあてて生産性が向上しそうなアイテムをピックアップしていきましょう。

スピーカースタンド

オーディオ環境は出口から揃えるのが基本。とはいえ高額なスピーカーはそんな簡単に買えないですよね。

耳の高さとツイーターの高さを合わせることで、定位がグっと見えるようになります。

スピーカー本来の性能を引き出すためにもスピーカーを変える前にスタンドの導入は大いにアリです。

Croce Stand 42 (pair) Walnut/Black

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / MST モニタースピーカースタンド

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / MST40

音場補正ソフト

部屋独自の歪みなどを測定して補正できるソフト。

いくら高性能なスピーカーを導入してもキャリブレーションや部屋のセッティングがダメであれば本来の力を出せないのです。

部屋を改造するのもひとつの手ですが、予算をかけすに手間をかけずにソフトウェアで解決することも多いのではないかと。

Sonarworks Reference 4 Studio edition(パッケージ版)

 
 
IK Multimedia ARC System 3

ミキシング・マスタリングプラグイン

iZotopeに代表される、ミックスやマスタリングをサポートしてくれるプラグインの導入はかなり効果的。先進的な機能が詰め込まれています。

全ての作業が完結するわけではないと思いますが、ミックス・マスタリングの出発点の方向性を決めるアドバイス的な使い方など素晴らしいソフトです。

そこまで拘らなければ、おまかせしても良いのではないかと思います。

iZotopeセール一覧

PCが最重要。HDD環境の人はとりあえずSSDに

快適さという部分では以前も書きましたが、高性能プラグインを使うにもPCが貧弱では話になりません。

高性能CPUに大量のメモリを積んだDAW専用PC組めるのが最良ですが、お金もかかりますし、まずは効果が出やすいSSDの導入が良いかと。USB3.0接続で内蔵HDDよりも速い場合もあります。

OSやDAWが入っているCドライブと、Kontaktなどの大容量サンプルをぶち込んでいるドライブをSSDにすると効果出やすいです。

とにかく早く快適に動作する環境は大切です。読み込んでいる時間を短縮して、クリエイティブにつなげましょう。

最近はメモリやSSDも値下がってますから敷居が下がりましたね。

 

究極の静音PC、Sycom Silent-Masterが静かすぎてワロタ静か過ぎて逆に違和感…w 先日から買う買うと言ってたDTM用PCをほぼ10年ぶりくらいに刷新です。 https://synthson...

ウンウン悩むより教則本読んだほうが早いときも

機材で環境を整えることも大切ですが、生産性を高めるには先人の知恵を拝借するのが一番です。

勉強ばかりで頭でっかちになるのも考え物ですが、知識を得ることで長時間悩んでいたことが一瞬にして解決することも多々あります。

エンジニア直伝!クリエイターのためのミックス&マスタリング最新テクニック

コンプとかEQの使い方など、基礎の部分がしっかり学べる良書。とにかくライトに読めてわかりやすい。

 

DTMミキシングの基礎技術を解説付きで実演しちゃいました

付属のデータを使って、本を読み進めながらミックスを実体験できます。フォルダの整理の仕方、バストラックの使い方などが学べる。

「プロはこうやってるのね!」って何度か膝を打ちましたwすごく勉強になります。

 

さいごに

ってなわけで、プラグインや機材を買う時は、それを買うことによって「生産性が高まるか」をテーマにして選んでみると良いのかなと。

漠然と選ぶよりも選び方が変わってきます。作業効率がアップして制作スピードが向上につながるはずです。 

プロの方や、日頃から物量をこなしている方は自然とやっているとは思うのですが、アマチュアこそ意識すべきですよね。

生産性を高めて曲の数を増やしましょう。

そんじゃーね!

 

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