シンセシンセシンセシンセェ!!
今回はシンセのなかでも「ヴィンテージアナログシンセ」をエミュレートしたものに限定して、5つオススメを紹介したいと思います。
最近、Behringerをはじめ、ヴィンテージアナログモデルを安価に復刻するなどハードウェア周りがアツイですが、利便性はもちろん、メンテンナンス不要なのは正義だし、品質だって物理に負けてないソフトウェアはたくさんあります。
ヴィンテージをひとつくらい導入しても良いかな?という方は是非ご参考に。
おすすめヴィンテージアナログソフトシンセ
今回の選定基準としては、サンプリングではなくエミュレート(モデリング)しているソフトウェアです。
u-he Repro-1/5
Prophet-5の最高のエミュレートシンセ。負荷も高いですが音も最高。
太く抜けるリード、フィルターの特性を活かしたブラスなどu-heが誇る最高のシンセの一つです。
Synapse Audio The Legend
moogをエミュレートしたソフトウェアではまず最強です。それでいて負荷がそれほど高くないのも大きなアドバンテージ。
実機要らんかな?っていうレベル。
u-he Diva
moogのエミュかな?と思わせといてOberheimやJupiter、JP-8000のオシレーターやフィルターまでエミュレートしている実はコスパが良いシンセ。
音色によって負荷は高いですが、納得の音です。
とにかくシンセブラスのふくよかさがヤバい。
https://synthsonic.net/archives/48030731.html
Arturia mini V3
正直迷ったんですが、ヴィンテージシンセエミュレートの老舗、Arturiaからもmini Vを選出。数あるArturia製品の中で一番好きなのがmini Vというのもあります。
選択した理由は、V3になって音が少し良くなった点と、負荷が軽くどのような環境でも安定して使用できるという部分です。あとはGUIが実機を模したものなのに使いやすい。
音質は上に書いたバケモノたちと比較しなければ良いわけですし、そこまで拘る必要があるのかと聞かれれば・・・それも一理あります。
「音質?楽曲に入ってしまえばほぼ分からないよね?安定感の方が大事では?」という考えも正論ですよね。そんなアナタにArturia。
Brainworx bx_oberhausen
Brainworxがシンセ出すって?へぇ、ヤバそうじゃん。
って思ってたんですが、やっぱりヤバかったw素晴らしいシンセです。
2019年現在、Oberheimのシンセはエミュもサンプリングも多数ありますから、もうちょっと食傷気味な感もあったけど、やっぱりBrainworxはスゴかった。
Oberheim好きは絶対買い。
https://synthsonic.net/archives/brainworx-bx_oberhausen%e3%83%ac%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc.html
さいごに
主観たっぷりの記事を最後までお読みいただきありがとうございますw
ヴィンテージアナログのシンセは、UVIやIK Multimediaのサンプリングベースのものや、Omnisphereなどにもヴィンテージ波形が収録されており、選択肢は様々です。
デベロッパーにも考え方や拘りがあるし、最近のものは何れも高品質で、甲乙つけがたい部分もあります。
どれを選ぶかはユーザー次第ですが、音の積み重ねは品質の積み重ねでもあると思いますし、良いものを知ることも大切だと思います。
シンセなんてどれも同じやろ?なんて思わず一度試してみてください。
ではでは。
おまけ
Oberheim使いたい、bx_oberhausenが良いけど負荷が気になるって人は、OB-Xdを使ってみてください。