音源

Spectrasonics Omnisphere 2 はシンセ界のラオウである

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アンケート調査でシンセ部門で毎回上位に食い込む常連の「Omnisphere 2」の人気の理由、選ばれる理由をまとめてみたいと思います。

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毎回上位になるにはそれだけの理由があります。もっていない方は参考にしていただいて、持っているけど使いこなしていないって方は惚れ直す目的で読んでみてください。

一生使えるシンセとして、シンセ界のラオウとして君臨しているその実力をまとめました。

Omnisphere 2 はシンセ界のラオウだ

とにかく音がすこぶる良いです。容量は64GBにも及び、まさしくラオウかのごとく力でねじ伏せます。
 
が、それだけではありません。ありふれたROMプラーというわけではなく、DSPオシレータを搭載でアナログシンセのような繊細な音作りも可能です。
 
自社開発のSTEAMエンジン(Omnisphere、Trilian、Keyscape共用)の音は図太くクリアで、ダイナミクスがあります。ローからハイまでしっかり出ていて、存在感がハンパない。 
 

もちろんエンジンのみならず、丁寧に録音されたサンプル、波形の質も良い。

膨大なプリセットの多くが完成された音なので、軽く鳴らしただけでも曲のイメージが湧きやすいです。イマジネーションが掻き立てられると氏家さんも動画で仰ってます。

そんなラオウにも弱点(?)があります。

音が良過ぎるがゆえに少しクセがあり、音色によっては他のソースと馴染ませる工夫が必要な場合も。

素の状態で楽曲に馴染みやすいという部分では、他のシンセの方が上回る場合もあるかなと思います。
 

膨大な音色数

Omnisphere-2-Slide-06

14,000以上のサウンド、9,200以上のパッチ(プリセット)、更には500種類のDSPオシレーターが搭載されています。

プリセットを少し加工するだけで戦力になってしまうほど強力です。Omnisphereの音を入れると、質の高いリッチなサウンドになることもしばしば。

ビンテージシンセからの音色も多数収録

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ビンテージシンセからサンプリングした音色が大量に入っています。ただ、プリセットは「~風」なクセのある音色が多いので、カンタンなシンセサイズを行っても楽曲に合わない場合があるんですよね。そういった場合は、DSPオシレーター波形でイチから音作りする方が早い場合もあるでしょう。

リアルなアコースティック音色も得意

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壮大なストリングス(アンサンブル)や、リアルなアコギ、世界中の珍しい民族楽器、荘厳なクワイア、映画音楽に使えそうな派手なFXなども揃ってます。燃えるピアノとか有名。 

シンセ音以外も収録されているので、総合音源とまではいかないものの守備範囲が広い音源です。こういった立ち位置の音源も珍しい。

シンセマニアも納得のDSPオシレーター

ノコギリ波だけでこれだけ入ってます。JD-800の波形なんて入っているのはRoland以外のシンセではOmnisphereくらいじゃないでしょうか。さすがはエリックw

これら500種類の波形を使ってガッツリとシンセサイズ可能です。

カバーしていない音色

Omnisphereに入っていないものは、Trilian
(ベース)、Stylus
(ドラム)、Keyscape
(ピアノ・キーボード)の兄弟音源が補完します。

なお、Trilian、Keyscapeの音色はOmnisphereで鳴らすことが可能で、もちろんそれらの音色を組合せた音作りもできます。

Omnisphere、兄弟音源を合わせてもカバー出来ていない楽器は、ブラス系、ソロ弦楽器などの各種オーケストラ音色、エレキギターってところです。

良質で膨大な量のサンプルは、他のシンセにはない圧倒的なアドバンテージとなっております。 

音作りの幅が広い

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「使いこなすには一生かかる」とメーカー自ら言い放つほど色々できます。膨大なプリセットもさることながら、音作りもマニアックとまではいかないものの、かなり高機能仕様。

シンセサイザーの音作りだけを比較しても、シンセ専用音源に負けていません。フィルターも90種類以上あったりしますんでかなり深いですよ。 
 
 

EDMもビンテージシンセもOmnisphere1台で完結できると言って良いでしょう。

UNISONも非常によく出来ていて、操作はカンタン、効果が大きくわかりやすいです。例えばノコギリ波を選んでユニゾンさせただけでもソレっぽくなりますからね。また良い音で鳴るので嬉しいんですよ。

SUPERSAWなんかもHARMONIAを使えばすぐ作れます。

Omnisphereの音作りが面白くて困る!SUPERSAW系の音ならワンタッチで作れるぞ : SynthSonic


もちろん追い込んだ音作りもできますから、深いところまで触っていける人は、しっかりとした手応えを感じることができるはずです。

エフェクターも充実

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Omnisphereのエフェクターは、58種類が用意。積極的に音作りに活かせる効果がわかりやすいものが揃っています。

エフェクターに定評のあるNomad Factoryのエンジニアが担当しているので、質はとても良いです。

オーディオインポート

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手持ちのオーディオ素材を読み込むことが可能です。読んだだけで鍵盤に音階が割り当てられるんですよ。更に、グラニュラーシンセシスにて加工したり、逆再生させたりできます。

わかりやすく使いやすい

Omnisphereには複数のGUIが用意されています。

プリセットブラウズ、メインエディット、アルペジエーター、エフェクター、オシロスコープ・・・などなど、もっとたくさんあります。 慣れないうちは複数のGUIを行き来すると少々混乱してしまうこともあるかもしれません。

シンセが苦手な人は「うわぁ、たくさんあって大変そうだなぁ・・・」と腰が引けてしまうかもしれませんが、心配ご無用。全てのGUIを使う必要はなく、数種類のみの使用でも十分機能します。むしろ役割が別れているので、不必要なものが表示されずに視覚的に複雑化しないのが◎。

そのおかげか、割りと直感的に操作することが可能です。

ブラウジングが秀逸

特筆すべきは膨大な量の音色から、素早く使いたい音色にたどり着けるブラウザ機能。視覚的にも工夫されていますし、Sound Match・Sound Lockの機能を使えば快適に目的の音色に辿り着けます。

さいごに

大ヒットしているシンセサイザーなので、知っている方には当たり前の内容だったことでしょう。ぼく自身もOmnisphere2を愛用しています。

今回、ランキングが1位になったことで改めてOmnisphereについて考えてみたんですが、他に類を見ないキャラクターのシンセということを再認識しました。

全体的に高次元で完成されたシンセサイザーOmnisphere。ウィークポイントは、少々高いことくらいですが、内容から考えるとコスパ悪くないです。誰にでも自信を持って勧められるシンセサイザーです。
 
結論は、「音の良さ」「使いやすさ」「自由度の高さ」が王者に君臨する3大要素ってことでまとめます。 使ったことがない方はこの機会に是非!ではでは。
 
 
 
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