Sycom Silent-Master負荷テストの第四弾です。
今回は、クオリティ重視で高負荷・高品質なエフェクトプラグインを最高設定で使用するとどうなるかを計測しました。
前回の計測記事はこちら。
サイコムのPCをご検討中の方ご参考に。
Sycom Silent-Master負荷テストの第四弾
負荷テスト環境(設定)です。
- CPU : AMD Ryzen 9 3900X Matisse [3.8GHz/12Core/TDP105W]
- メモリー : 64GB[16GB×4枚] DDR4-3200 [メジャーチップ・8層基板] Dual Channel
- ストレージ : Intel SSD 660p Series [M.2 PCI-E SSD 2TB]
- オーディオインターフェイス:RME FireFace UCX
- Windows10 Pro
- Cubase Pro 10.5
- バッファーサイズ・・・1024samples
- サンプリングレート・・・96kHz
- ビット解像度・・・64bit flot
オーディオファイルを立ち上げて、それぞれを単独で立ち上げています。
Acustica Audio Aquamarine 4
高負荷なコンプレッサーAquamarine 4は十分に使用可能です。
Acustica Audio EL Rey
EL Reyも全く問題ないですね。
Pulsar Audio MU
オーバーサンプリング8倍(最大)でこれくらいです。
https://synthsonic.net/archives/pulsar-mu%e3%83%ac%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%80%90manrey-mu-%e3%82%a8%e3%83%9f%e3%83%a5%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%88%e3%80%91.html
Leapwing DYNONE
全ての設定をMAXで使用すると半分くらいいきます。
Fabfilter Pro-L 2
プリセットにもよるのですが、オーバーサンプリング32倍だと75%以上持っていかれました。
他のプラグインを使える余地がほとんどないですね。
https://synthsonic.net/archives/fabfilter-pro-l-2%e3%83%ac%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc.html
さいごに
オーバーサンプリング最大だとかなりキツイですが、その他は負荷の高いプラグインでも問題なく使用可能です。
マスタリングは別のプロジェクトファイルで行えば、ほとんどのエフェクトプラグインはいけるでしょう。
サイレントマスターだけあって静かだし、今のところ言うことナシ。
ではでは。