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制作向けモニターヘッドホンとオーディオ愛好家の二刀流を実現!ULTRASONE Signature MASTER MkIIレビュー

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ヘッドホン、これ1本でOK。

株式会社アユート様からのご依頼で、ULTRASONE(ウルトラゾーン)「Signature MASTER MkⅡ」のレビューをさせて頂きます。

初代Signature MASTERは、市場で大変高い評価を獲得しているため、ご存知の方も多いことでしょう。

今回、MkⅡになって何が変わったのか?初代との違いは何なのか?気になりますよね。

筆者も初代を愛用させて頂いているため、個人的にも非常に楽しく、為になるレビューとなりました。

MkⅡの推しポイント、初代との比較、そのあたりをじっくり読んでみてください。

提供:株式会社アユート

Signature Master MkⅡ(アユート公式ダイレクトショップ)

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Signature MASTER MkII

Signature MASTER MkIIは、スタジオマスタリングにも最適なリファレンスモデル、Signature MASTERの後継機種。

サウンドの方向性はそのままに、装着感の向上やバランス接続などにも対応した、最新のテクノロジーが詰め込まれた製品です。

そして、Signature MASTER MkII最大の特徴は、楽曲制作者向けリスニングと、オーディオ愛好家向けリスニングの切り替えが、接続ケーブルを変更することで可能になるというところ。

1台のヘッドホンで2通りのサウンドが楽しめるという、なんとも贅沢な仕様となっています。

シリーズ初のバランス接続に対応

付属の「4.4mmバランスプラグ1.4mストレートケーブル」を使用することで、オーディオ愛好家向けのリスニングが楽しめます。

開発にあたり、ユーザーからのフィードバックもかなり重視したとのこと。

残念ながら筆者は4.4mm対応の機材を所持していなかったので、オーディオ愛好家向けリスニングが試せなかったのですが、サウンドの方向性は「元気の良いサウンド」とのことで、非常に気になりますね。

こちらは初代からお馴染みのNeutrik製プラグを使用したケーブル。もちろんMkⅡにも付属します。

楽曲制作者向けのリスニング、すなわちモニターヘッドホンとして使用する場合は、こちらのケーブルを使用すると。

FGCテクノロジーによって装着負荷を軽減

ヘッドパッドの形状と素材が刷新。FGCテクノロジーと呼ばれる頭頂部への圧力分散により、疲れにくさを実現しています。

公式サイトのコメントもご覧ください。

Signature MASTER MkIIには、ヘッドパッドの中央に窪みのような切れ込みを入れる最新のFGCテクノロジーを採用しています。人間の頭頂部には、乳幼児期に前頭前野が閉じるために角ができます。ヘッドホンの快適な装着時間を長くするためには、この角が圧迫されないようにする必要があります。FGCテクノロジーによってヘッドパッドが頭頂部に当たる部分の圧力を分散することで疲れにくくなっています。また、シープスキンレザー採用のヘッドパッド下には通気性の良いメッシュ構造を採用し、汗による蒸れを抑制。さらに優れたフィッティングと遮音性のシープスキンレザー製イヤーパッドを採用したことにより、耳や頭部への負担を軽減し、長時間のリスニングでも快適に使用ができます。またハウジングの金属製プレートのデザインもよりスタイリッシュになっています。

ヘッドホンによっては、長時間付けていると頭頂部が痛くなることってありますよね。

付け心地が悪いモノだと、装着位置を変えたり、頻繁に休憩したり…。そんな経験ありませんか?

同じ状態でモニタリングできないと聴こえ方にも影響しますし、最悪の場合使うモチベーションも低下します。そのような状態では、いくら音が良くても道具として失格。

音が良いのも大事ですが、負担が少なく長時間快適に使える、こういった改善は地味な様で非常に大切な部分です。

頭頂部をはじめ、イヤーパッドなどその他の部分もフィット感が非常に良いので、快適に長時間サウンドを楽しめると感じました。

音質評価

サウンドについて評価していきます。筆者はこれまでに、制作用途としては十数台ほど数千円〜十万円台まで様々な価格帯の製品を使用してきました。

各項目、★5つで満点とします。

※Neutrik製6.3mm標準プラグ3mストレートケーブル接続時

  • 高域音質・・・・★★★★
  • 中域音質・・・・★★★★★
  • 低域音質・・・・★★★★
  • 解像度・・・・・★★★★
  • 音場の広さ・・・★★★★
  • 音の艶・・・・・★★★★
  • モニター・・・・★★★★★
  • リスニング・・・★★★
  • 本体の高級感・・★★★★

※あくまで筆者の手持ちのヘッドホン・イヤホンと、今まで使用した製品との相対的評価です。今後使用していく過程で変化する可能性はありますので参考程度にとどめてください。

音の分離や立体感がとてもよく、非常にモニターライクな印象を受けました。

高域がクッキリハッキリ出ているお陰か、定位が掴みやすく、パンの細かな調整に重宝しそう。低域は引き締まっていてローエンドの処理、とりわけキックの彫刻・調整などしやすそうです。

ソースによっては僅かに高域が刺さるかな?と感じることもありましたが、これは空気感や定位の表現、モニター的要素を優先するとトレードオフになる部分でもあると思うので個性ですね。

どうしても音が混み合いやすい中域に関しては、程よく分離感があり見渡しがよいため、編曲時やミックス処理において頼もしい味方になってくれるでしょう。

S-Logicテクノロジー

Signature MASTER MkⅡには、ULTRASONEの特許技術である、”S-Logic 3″テクノロジーが採用され、ヘッドフォンでもスピーカーで聴いているような自然な音の響きと定位感を実現しています。

脳の疲労を軽減してくれる効果も期待できるため、FGCテクノロジーとの相性も抜群。

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初代Signature MASTERとの比較

大きいデザイン変更こそないものの、全体的に部品や質感が大幅に変更されている。

左側がMkⅡ、右側が初代です。

パッと見た感じは、初代はラグジュアリー的な高級感があり、MkⅡは全体的にスッキリした印象です。どちらが良いかは好みの問題でしょう。

シープスキンレザー製イヤーパッドはサラサラしていて汗やムレに強そう。

ヘッドパッドの装着感はは見た目以上に違いがありました。

MkⅡは分厚く、表面はメッシュで弾力のあるスポンジのような素材で、柔らか過ぎず硬過ぎず、非常に良い塩梅です。

頭頂部の圧迫感について、初代を使用している時は「こんなものかな」と思っていたのですが、付け比べるとMkⅡはヘッドパッド全体に負荷分散されているのがよく分かりました。

イヤーパッドは、シープスキンレザー製に変更されており、こちらもフィッティング感向上に一役買っています。

こういった様々な変更を行うことで、Signature Master MkⅡのポテンシャルをより引き出せているのではないかと。

軽量化も実現しており、初代325g(ケーブル含まず)に対し、MkⅡは286g(ケーブル含まず)となっています。

装着時はもちろん、手に持った感じもMkⅡの方が数値以上に軽く感じました。

FGCテクノロジーに加えて、こちらも疲労軽減に繋がるのは嬉しい。

初代Signature MASTERとのサウンド比較は次のとおり。

  • 初代・・・解像度が高くクリアで、高域の煌びやかさが美しい
  • MkⅡ・・・クオリティはそのままで、よりモニター的なサウンドに

比較すると初代の方が色が濃く艶があり、MkⅡの方がスッキリしたサウンド、少々ドライに感じました。

特に中低域がスッキリしているためか、細かな部分までチェックできるのかなと。よりモニターライクになった印象です。

初代はまとまりのある気持ちよさ、MkⅡは分離される気持ちよさ。

これは予想ですが、4.4mmバランス接続時だと元気の良いリスニングサウンドになるとのことなので、差別化という意味での音の調整なのでは?と。

個人的に使い分けるとすれば、初代は作編曲やマスタリングに、MkⅡはレコーディングやミキシングなど制作全般に使ってみたいと感じました。

全体的な質という意味では、初代もMkⅡも甲乙付け難いので、あとは好みだと思いますね。

さいごに

しばらく使って気づいたのは、装着感の向上と軽量化の効果が大きく、音に集中できるということ。

こういった部分も、よりプロユース、ヘビーユーザー向けに昇華しているのではないかと感じました。

初代を愛用している人も、より制作向けの1本として是非試してみて欲しいです。

ではでは。

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