KORG TRITONのソフトウェア版が人気ですね。
DACの色付けの差で出音は多少異なるものの、素晴らしく完成度高いです。ぼくもすっかり気に入っています。
エキスパンションもEXB-MOSS以外がコンプリートされていたり、TRITON-RACKではなく、TRITONキーボードバージョンを模したGUIだったり、往年のファンも納得のデキ。
こうなってくると、アップデートによるEXB-MOSSの登場が待たれますが、可能性は低いと予想しています。
今回は、その辺についてちょっと語ってみたいと思います。
TRITONにMOSS音源が搭載されない理由
勝手に予想を述べていきます。
冒頭でも書きましたが、今後搭載される可能性は極めて低いでしょう。
理由としては、MOSSは音源方式が異なる物理モデリングだからです。
物理モデリング音源搭載するとなると、ほとんどPCM音源で構成されているTRITONが重くなりますし、加えてマニアックな領域なので需要もそれほど多くない。
製作サイドも作りたいのは山々かもですが、復刻するのはコスパが悪いと考えるのではないでしょうか。
可能性があるとしても、KRONOSなどに搭載されている物理モデル音源の移植でしょうね。
2021年7月29日追記:Prophecy、リリースされました。KORGさんごめん…そしてありがとう!
だったら実機を使えばいい
ってことで、ソフトウェア版のMOSSはキッパリ諦めて実機を使いましょう。
正確には、TRITONに搭載可能なEXB-MOSSはZ1の血統なのですが、個人的にはMOSSはProphecyなんですよね。モノシンセですが最高の出音です。
このようにセッティングすれば、エキスパンションコンプリートごっこができます。永遠に鳴らして遊んでいられる・・・w
ちなみにこんな音です。
https://www.youtube.com/watch?v=x5VT2a-88mw
スラップベースやシンセベース、リードなんかもたまりません。唯一無二の音ですね。
さいごに
だいぶ中古でも価格が下がっているので興味ある方はどうぞ。
KORG TRITONのイントロセールは2020年1月23日まで延長になったようですね。まだの方は是非。
もし、ぼくの予想が大ハズレでMOSS音源のプラグインが出たら光の速さでポチります。
ではでは。