見た目は厨二病(子供)!音はジェントル(大人)!
Image-LineのFM音源シンセサイザー「Toxic Biohazard」について書きます。12年前ほど前にリリースされたベテラン選手ですね。
トリッキーな見た目、名前とは裏腹に美しいサウンドが特徴です。
Image-Line Toxic Biohazard
6オペレーターのFM音源に、減算型のシンセサイズ方式を組み合わせたシンセサイザーです。
今となっては普通のシンセの部類になるかもですが、10年ほど前は見た目含め、 キワモノ的なシンセだったように思います。
音作りの幅は結構広いです。波形は32種類用意されており、手持ちの波形を読み込むことも可能。
容量の大きい波形を読み込むとバグることがあるので注意が必要です。
音作りは少々難しめ
音作りは中央に鎮座するFMマトリックスの数値を調整して行うのですが、FM音源を理解していない初心者の方には難しめとなっています。
見た目の通りややこしいし、慣れるまでは想像する音になりづらいので挫折しがちです。まずはプリセットを加工しながら慣れていくと良いかと。
FM音源の仕組みが分かる方はモジュレーターとキャリアの関係などが分かるはずなので、減算方式と組み合わせつつFM音源らしい音作りが楽しめると思います。
音について
ドギツイ音が出そうな見た目ですが、どちらかというと「美しく角が無いFMサウンド」です。
楽曲に馴染みやすいキレイなFMサウンドが欲しい人には強くオススメできます。
また、ダイナミクスが効いたFM音源が欲しい場合は他に選択肢があるかなと。抜けもそこまで良くないのが特徴と言えば特徴。
Biohazardを導入するポイントは、この部分が気にいるかどうかだと思ってます。
拡張音色が良い
DXエレピなどの、クラシックなFM音源サウンドを再現したプリセット集もあります。Biohazardを買った当時、このプリセット集を導入して感動した記憶が。
初代DX7に収録されているクラシックサウンドや、FM音源らしい音色が収録されているので、好きな人は好きなんじゃないかな。
負荷について
負荷は軽いです。
4音鳴らした状態でこれくらい。音色を変えても概ねこんな感じ。
Windows64bit(Core i7 3.2G)、メモリ32GB環境での計測です。
さいごに
個性的で良いシンセですが、今となっては他に選択肢はたくさんあるので、余程でない限りBiohazardを選択する必要は無いかもしれません。
見た目と、あとは「キレイめのFM音源」が欲しい方はどうぞ。
ではでは。
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