リバーブはいくつあっても良いよね!
NoiseAshのアルゴリズムリバーブ、FrozenVerbをレビューします。
次のような特徴があります。
- クリアなリバーブ
- 芯がぼやけにくい
- 負荷が軽い
- フリーズ機能搭載でクリエイティブにも使用可能
それでは書いていきます。
NoiseAsh FrozenVerb
FrozenVerbは、DSPでリアルタイム空間処理を行うアルゴリズムリバーブです。
使い方はカンタンで、プリセットを選択し[DRY/WET]を調整するところから始めればキャラが掴めるので、あとは好みでツマミを動かせばOK。
リバーブ機能に加えて、EQとステレオワイドを搭載しているため、痒い所に手が届く設定が可能です。複数のプラグインを立ち上げる必要はありません。
また他のリバーブに無いユニークな機能として[Frozen]を搭載。無限にサステインリバーブエフェクトを連続して鳴らし続けます。これは特殊な使い方ですが、クリエイティブな音作りにも使用できると。
使用方法
- INPUT メインインプットゲインの量を制御
- OUTPUT メインアウトプットゲインの量を制御
- DRY/WET リバーブの量を制御
- STEREO WIDE ステレオワイドの量を制御
- ROOM SIZE リバーブルームサイズを調整
- PRE DELAY リバーブ入力信号のプリディレイタイムを制御
- DAMPING リバーブの減衰量を制御
- EQ 左からハイパス、P.BASS、Q.HIGH、ローパス
- FREEZE 持続するサステインエフェクトを生成
音の印象
音の輪郭をそのままに深みのあるリバーブが得られます。
深くかけ過ぎない限りは、芯がぼやけにくいのでボーカルやリード音色などにも合います。シンセサイザーとも相性が良いように感じました。
そこまで深みや艶までは感じないですが、スッキリクリアで透明感のある質感なのでジャンルを問わず使えそうな印象です。
負荷について
負荷は非常に軽いです。
Windows64bit(Core i7 3.2G)、メモリ32GB環境での計測です。
さいごに
EQやステレオワイドが搭載されているので、コントロールがカンタンに出来るのが◎。
質感も使いやすく、負荷も軽いので広くオススメなリバーブですね。
ではでは。
NoiseAsh SpeakerSimレビューこういうの、ひとつは持っておきたい…。
様々なスピーカーをエミュレーションする、NoiseAsh SpeakerSimレビューします。...
スポンサーリンク
スポンサーリンク