音源

UVI Synth Anthology 2レビュー

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「ハードウェアシンセサイザーの万国博覧会」

サブタイトルが最高過ぎますが、決して大げさではありませんよ。

ハードシンセ好き、特に80・90年代のPCM音源好きにはマストアイテムとなっております。

細かいことですがバージョン2になったタイミングで「Synths」の「s」がとれましたね。

※この記事は2016年10月28日に投稿されたものに、加筆修正を加えたものです。

UVI SYnth Anthology 2

新たに25機種のシンセから新波形を収録。プリセットは500種類追加されてます。

最近発売ののシンセサイザーOB-6や、Minilogueからもサンプリング。

  • Oberheim OB-6
  • Dave Smith Prophet-6
  • Korg Minilogue
  • Moog Sub37
  • Novation Basstation 2
  • Novation Ultranova
  • Ensoniq ESQ-M
  • Siel DK80
  • Akai AX80
  • Alesis Fusion
  • Korg Triton
  • Roland Juno 60
  • Roland Juno 106
  • Emu Emax
  • ARP Odissey
  • ARP Quadra
  • Formanta Polivoks
  • Vermona Tiracon 6V
  • Moog Source
  • Studio Electronics Boomstar 5089
  • Moog Polymoog
  • Roland JX-8P
  • ARP Chroma Polaris
  • Yamaha CS20m
  • Elka EK44

特定のジャンルではなく、オールマイティで使いやすい印象を持ちました。

アナログシンセサウンドも代表的な音がセレクトされており「らしい」音は見つかると思います。

アナログシンセがメインですが、やはりここはPCM音源を推したい。KORG Tritonが新収録されてます。名機ですね。

TRITONにMOSS音源がないのなら実機を買えば良いじゃないKORG TRITONのソフトウェア版が人気ですね。 DACの色付けの差で出音は多少異なるものの、素晴らしく完成度高いです。ぼくもすっ...

ツボを押さえた音色がチョイスされてますから、実機知ってる人はニヤニヤしちゃうと思います。

ちなみにTriton-Rackは関ジャムで大人気の蔦谷好位置さん(@KoichiTsutaya)のスタジオにも鎮座しているんですよね。

待望のJD-800 53番ピアノ収録

jd-800

通称TKピアノでお馴染み、JD-800の53番入ってます。

音質はソックリとまでは言いませんが、かなり頑張ってると思います。エディット次第ではかなりいけるのではないでしょうか。

更にはJD-990ピアノも入ってるのに驚いたんですが、こちらはかなりエディットされていますのでプリセットを聴く限りでは別物。
 
微妙な差をJD-800と比較してみてってわけではなさそう。
 
エフェクトを全部切ってじっくりエディット、聴き比べしてみたいですね。もしかしたら発見があるかもしれませんし。

音質の向上

初代と比較して、新しいサウンドはもちろん、従来のプリセットも全て見直されています。

初代は少々時代を感じる音でしたが、バージョン2では、すっかり今のサウンドにも使える音に仕上げられています。

波形自体は変わってないのですが、エフェクトの味付けや設定が変更されていて、全体的に音は明るめでスッキリした抜けの良いサウンドに。

オクターブも変わってる音色ありました。全体的なバランスをとったんでしょうね。

ちなみに、UVIは「エミュレーションよりもサンプリングの方がシンセの音を忠実に再現できる」と考えていて、サンプリングには一方ならぬこだわりがあります。

ソフトウェアエミュレーションが進化した現在でも、実物のハードウェアシンセから出るサウンドにはそれでしか得られないものがあります。アナログボイス間の微妙な差異から様々なフィルター処理の手法によって、そのサウンドは形成されます。そこには確たるキャラクターとエネルギーがあります。Synth Anthology 2はハードウェアから出力したサウンドを扱うことで、その魅力を損なうことなく、実機に忠実な音色を実現します。そして最先端のソフトウェアインストゥルメントの優位点をもたらすことで、ハードのサウンドを持つモダンインストゥルメントへと昇華することに成功しました。

公式HPより抜粋

プリセット名刷新

初代と比較して、グラフィカルなインターフェイスに実機画像が表示されるようになり、どのシンセの音鳴らしているのかイメージがしやすくなりました。

加えて、プリセットの名前が実機の名前に近いものになっているのも良いですね。

さらに、カテゴリー内で機種別に並んでいるので探しやすくなりました。

前バージョンはカテゴリ別で選んでも、どの機種の音なのかは実際に聴いて判別するしかなかったんですよね。

さいごに

往年の総合音源のハードシンセ好き、未だに愛用している、という方に絶対オススメ。

ベル系、アコギ、オルガン、エレピなども入っているので、守備範囲はかなり広いのかなと。

ハードシンセの音を収録しているため、一般的な「リアルな音」ではなく、ハード音源の音がそのまま入っているイメージ。

良く言えば使いやすい、悪く言えば中途半端と言えますが、楽曲を素早くカタチにしたい、そんな時には心強い味方になり得る音源です。

ではでは。

UVISynths Anthology 2

 

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