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音質と機能を両立!MOTU UltraLite mk5レビュー

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質、機能、価格、全てに妥協したくない、ワガママDTMerに捧ぐ。

以前レビューさせて頂いた、同社のM4があまりにも好感触だったこともあり、自分の中でのMOTUオーディオインターフェイス株が急上昇中です。

そして今回、昨年リリースされてから人気を博している「UltraLite mk5」を、ハイ・リゾリューションさんよりお借りすることができたので、使ってみた感想を書いていきたいと思います。

UltraLite mk5の弟分とも言える、M2は所持しており普段使用しているため、比較もしてみました。

音質とコスパでおすすめなオーディオインターフェイス、MOTU M4レビューSponsored By High Resolution 噂に違わぬ音質。 音楽制作はもちろん、PCでも良い音で音楽を楽しみたい、ポ...

MOTU UltraLite mk5 オーディオインターフェース / ミキサー兼コンバーター

UltraLite mk5は、大変コストパフォーマンスの高いオーディオインターフェイスとして人気を博している、同社M2/M4のひとつ上のグレードになります。

MOTUの大定番と言える人気製品ですね。

先代のmk4です。

こちらがmk5。液晶が青黒から白黒になりました。シックな感じ。

ざっくりとした感想は次のとおり。

  • 期待通りのクオリティの高い元気なMOTUサウンド
  • クラス最高レベルの豊富なインプット/アウトプット
  • CueMix 5が分かりやすく使いやすい
  • iOSと接続するだけで録音可能
  • 配信にもオススメ

それでは詳しく見ていきましょう。

上質かつクリアなアウトプットの音質

音質については、手持ちのM2の音を普段聴いているので、ハードルが上がっていましたが期待を裏切らないサウンドで間違い無いクオリティでした。

M2と比較した印象だと、低域がmk5の方が、よりクリアでダイナミクスがあるように感じます。

フラットでモニターしやすく、それでいて音楽的な楽しさも感じられるサウンドなところが、MOTUらしいなと。

ただ、音だけで比較するとM2のコストパフォーマンスの良さを再認識してしまいますね。

サウンド的に、RME UCXと比較しても良い線いってるなと。

サンプリングレートも、192kHzまで対応しているのも嬉しい。

パワフルなヘッドホンアンプ搭載で抵抗値の高いヘッドホンも余裕

ヘッドホンアウトの品質もスピーカーと変わらない印象で、元気に鳴ってくれます。

高いインピーダンスのヘッドホンもそれほどボリュームを上げることなく余裕の駆動。

メインボリュームをプッシュすると、メインアウト⇄ヘッドホンアウトの音量調整が切り替わります。ディスプレイにもヘッドホンマークが表示されるので分かりやすい。

豊富なインプット/アウトプット

入出力端子はめちゃくちゃ豊富です。これだけで買う価値ある!という方もいるのではw

  • インプット8ch(マイク・ギターコンボ含む)
  • アウトプット10ch
  • 同軸デジタル IN/OUT
  • オプティカル IN/OUT
  • MIDI IN/OUT

音が良いインターフェイスで、M2/M4を候補にしたいけど、入出力が少ないから断念したという方は、UltraLite mk5をチョイスすれば間違いなさそう。

ってか、このクラスでここまで入出力が豊富な機種はUltraLite mk5だけかもしれませんね。

なお、オプティカル端子はADATとして8chの送受信に対応していることはもちろん、TOS-LINK(オプティカルS/P DIF)への切り替えも可能で、PlayStation(PS)やテレビなど民生機器と接続して、UltraLite mk5をDACとして贅沢に使用することもできます。

直感的で分かりやすいアプリケーション CueMix 5

アプリケーションソフトのCueMix 5が、かなりのスグレモノです。

シンプルで分かりやすく使いやすいので、UltraLite mk5の機能を余す所なく使えるなと感じました。

個人的には、RMEのアプリケーションソフト「TotalMix FX」が最強で、これが無いと生きていけない‥と思ってたのですが、CueMixの分かりやすさには嫉妬しましたw

TotalMix FXはマニュアルがないと理解できない部分が多数あるのに対して、CueMixは見て触れば分かる、それくらい違います。

iOSデバイスと接続するだけで録音環境が整う

USBクラスコンプライアントに対応しているため、iPadなどと接続するだけで手軽にレコーディング環境が整うのは嬉しい所。

これといった目的がなくとも、旅のお供にしたいw

また、CueMix 5を活用すればiPhone/iPadをコントローラーとして、デジタルミキサーとしての活用が可能。

入出力が豊富なこともあり「UltraLite mk5」とスマホだけでも、かなり充実したセッティングが構築できますね。

OBS配信、ライバーさんにもおすすめ

UltraLite mk5では、使用するソフトウェアに応じてループバックチャンネルの指定が可能なのも便利ですね。

ミキシングや、内蔵エフェクト(コンプ・ゲート・EQ・リバーブ)を活用できます。

また、スマホ限定アプリである、インスタライブ、イチナナライブなどでも本体で事前設定を行うことで、クオリティの高い実況が可能に。

M2との比較

様々な機能に違いがありますが、特に注目すべき「入出力の豊富さ」と「外部電源(バスパワー駆動ではない)」でしょうか。

特に、上にも書いた「CueMix 5」が素晴らしく使いやすいので、入出力のチャンネルが多くても直感的に管理ができます。

サイズ的には、幅も奥行きもUltra Lite mk5の方が一回り大きいですね。

外部電源が必要なので、M2/M4から乗り換える際は注意が必要。

モバイル用途も考慮するとUSBバスパワーの方が楽なんですが、据え置きで使う場合は外部電源の方がPCヘの負担も少ないし、個人的には精神衛生上よろしいです。

あと、UltraLite mk5はノブが全てステップ式なのが個人的に◎。

DAWソフト、バーチャルインストゥルメントなど付属

UltraLite mk5には、DAWソフトMOTU Performer Liteをはじめ、届いたその日から音楽制作をスタートすることが可能となるソフトウェアが付属。

  • MOTU Performer Lite
  • Ableton Live Lite
  • 100種以上の楽器音色を含むバーチャルインストゥルメント
  • ループとサウンド

 

まずは、Lite版を使用してから、Digital Performerフルバージョンへクロスグレード(有償)もできます。

Digital Performer

さいごに

音質、機能面ともに納得のオーディオインターフェイスが欲しい方には、筆頭候補ですね。

インプットが潤沢なので、例えばハードシンセなどを多数使いたい方などはかなり快適な環境が構築できるので、オススメ。

もちろん、M2/M4からのステップアップにもピッタリだと思います。

音質が良く、入出力も豊富なのにも関わらず10万円というのは、ある種最強では。

多くのDTMerに受け入れられるのではないでしょうか。

ではでは。

UltraLite mk5製品ページ(公式サイト)

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