先日、DAWの入力方法(打ち込み)のアンケートを取らせていただき、次のような結果となりました。
DTMerの皆さんに質問です。次のうちDAWの入力方法はどれをメインにしていますか?
— ゆにばす(シンセサイザー/ゲーム音楽) (@universe_ex) October 24, 2019
ピアノロール勢が半数以上で、次いでリアルタイム入力。2つ以上の入力方法を組み合わせるなどの意見も多数頂戴しました。アンケートへのご協力、ならびにコメントありがとうございました。
というわけで今回は、ぼくも含めピアノロール入力メインが過半数ということで、デバイスは何を使用したほうが良いのか、自分に合ったものの見つけ方など、自身の体験に基づいて書いていきたいと思います。
入力機器の重要性
ピアノロールを入力する際に最も重要な役割を果たしている、俗に言う「ポインティングデバイス」(マウスやトラックボールのこと)の選択は非常に大切です。種類は大きく分けて4種類。
- マウス
- トラックボール
- トラックパッド
- ペンタブレット
一般的に考えてマウス勢が多いのではないかなと予想しますが、トラックボールもよく見かけますよね。中でもケンジントンは人気。
自分に合ったもの、作業内容と合ったものに出会うことができれば作業効率はもちろん、身体への負担が減ります。長時間作業ですから大変重要です。
職業病とはいえ、ぼく自身、長年肩こりに悩まされているので大変気を使っております。その甲斐あって、左手マウスも習得しましたが、やはり素早い作業は利き手にはかなわない・・・。
答えは自分にしかわからない
じゃあ一体どれがおすすめなのでしょうか。
ひとつだけ確実に言えることは「自分しかわからない」ということ。
作業内容や姿勢、環境によっても異なってくるので、使ってみないとなんとも言えないんですよね。
トラックボール最高!という人もいればトラックボール最悪!という人もいるわけです。
個人に合うものの見つけ方
個人的におすすめな方法は、一通り試して選定する方法です。ぼくもこれを実践して合うものを見つけました。記憶しているだけでも20種類以上は試しましたね。
マウスひとつとっても、高さや大きさが異なります。
店頭でちょっと触る、とかでは分かりません。実際に使用して、自分の環境に合うかどうか、慣れていけるのかどうか判断する必要があります。力技なようですが真理なのかなと。
幸い、モニタースピーカーなどと違ってそこまで高価ではありませんから、試しやすいはずです。合わなかった不要なものは後でヤフオクやメルカリで売ってしまえば良い。
なので、これがオススメ!というのは人それぞれなので鵜呑みにしないほうが良いのかなと。
個人的にはトラックボール
様々なデバイスを使用してみて、たどり着いたものが親指タイプのトラックボールでした。
マイクロソフトのTrackball Opticalを使用していたのですが、ディスコンになってしまったので、その後はLogicoolのM570に落ち着いてます。
MX ERGOも使っていますが、やはりM570の方が合います。
トラックボールも様々で、TM-150なんかは全く合いませんでした。
でも、一時期中田ヤスタカ氏がTM-150を愛用していたこともあり、人によっては合うわけです。ケンジントンも試しましたが、やはりM570がシックリきました。
ほんと、これがないと作業できないレベルなので、常に2つは常備しています。
なのでトラックボールを試してみたいという方はどうぞ。
高級感はありませんが、安価で耐久性にも問題なし。
さいごに
自分に合った道具を使用することは、思いもよらぬ効果をもたらします。
ぼくは肩こりが完全解消したわけではありませんが、やはりマウス作業の時とトラックボール作業の疲労感を比べると歴然としています。
体を壊してからは遅いので、自分に合うものを見つけましょう。
ではでは。