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クリエイターは、とにかくうまくパクれ!「クリエイティブの授業」

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「オリジナル作品が創れない」悩みはこれにてスッキリ!

“STEAL LIKE AN ARTIST”「クリエイティブの授業」を読んだのでご紹介です。

音楽関係者に限らず、すべてのクリエイター必読の書。

気づいているプロは自然にやってそうな気もしますが、はじめの一歩が踏み出せない人、これからバンバンオリジナル作品で勝負していきたい!と意気込んでいる人に読んで欲しい。

読みやすさも含めてオススメな一冊となっております。

クリエイティブの授業

この本には、めちゃくちゃざっくりまとめると「100%オリジナルというものは存在しないので、うまくパクれ」ということが書いてあります。

もちろんズルをしろ!という暴論ではなく、現実的な正論です。

様々なアーティストやクリエイターの言葉を引用しつつ、様々な角度からパクることを推奨しているんですよね。

アーティストはよくこんな質問をされる。

「どこからアイデアがわいてくるんですか?」

正直なアーティストはこう答える。

「そりゃ盗むのさ」

良質なものを盗みまくる

君のまわりに何があるかで、君の限界が決まる。僕の母親はよく、「ゴミからはゴミしかつくれない」と言っていた。

君の仕事は、抜群のアイデアを収集することだ。抜群のアイデアを集めれば集めるほど、盗むものが増えていくのだから。

音楽を志すのであれば「とにかくたくさん聴け、興味ないものも聴け」という教えがありますよね。

ただ、闇雲に聴きまくれば良いというわけではなく、重要なのは盗む(学ぶ)価値のあるものにフォーカスすること。

良質な作品にたくさん出会えば出会うほど質が高まり、引き出しが増えていく。

1人を徹底的にベンチマークする

マルセル・デュシャンは言っている。「私はアートを信じない。私が信じるのはアーティストだ」と。僕は、これこそ学習にはもってこいの考え方じゃないかと思う。学ぼうとしている分野の歴史を丸飲みしようとすれば、喉がつっかえてしまう。

むしろ、君が心から敬愛する人、1人だけをじっくりと噛みしめよう。作家、アーティスト、活動家、偉人。誰でもいいから徹底的に研究する。

やらなければならないと分かっていても、膨大な情報の前には人は無力感を感じてしまうもの。

駆け出しの勇者がいきなり魔王に戦いを挑んでも1ターンで終了です。そんなRPGはイヤだ。

まずは、王様の指示に従う所から物語は始まっていきます。村の老人を助けるべく洞窟の奥に薬草を摘みに行き、町を襲う魔物を倒し、少しずつ力をつけていく。

つまり、細分化して落とし込めば目指す方向、努力の方法が分かるということ。

すぐに創れ

自分は誰なのか。何がしたいのか。それがわかるまで、モノを作るのを待っていたとしたら、僕は今でも創作なんてせずに、自分探しを続けていたかもしれない。僕の実体験から言うなら、モノを作り、仕事をしてこそ、自分を知ることができるんだ。

準備はもういい。すぐに創作を始めよう。

「○○がわからないから創れない」ではなく、創ってしまえば解決することが多いということ。

行動して初めて自分にとって足りないもの、分からないものに気付くはず。

逆説的ですが、すべての物事に通づる真理ではないでしょうか。

読みやすい

とにかく読みやすいです。活字が苦手な人でも大丈夫。

電子書籍版がないので紙ベースですが、本の形も愛着湧くデザインで良いです。

文字の量も少なく、挿絵も適度にあるので読むのに勢いは必要ありません。軽い気持ちで読めるのに、内容は濃い。

さいごに

1時間くらいで読みきってしまった。

凝縮されたエッセンスだけが読みやすく書いてあるので、スッと頭に入ります。

記事に触れてませんが「1人からパクれば第二の○○だが、100人からパクればオリジナルになる」など、無から生み出そうとして苦しい思いをしている人々を楽にしてくれる金言だらけ。

とても勇気が湧いてくる本です。クリエイター全員にオススメ。

ではでは。

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