その辺のシェアウェア、ぴえんぴえん言わしちゃうよ?
無料で使用可能な”使える”シンセサイザーをご紹介します。
数あるフリーウェアから厳選し、戦力に成り得るもののみをご紹介します。
※この記事は2017年6月9日に投稿されたものに、加筆修正したものです。
無料で使えるプラグインシンセサイザー
Synth1
知らない人の方が少ないのではないかと思えるほど有名なフリーのシンセサイザー。
daichi氏(日本人)が世界に誇るプラグインです。
https://www.youtube.com/watch?v=__2AFeG4xII
何もシンセ持っていないという人はとりあえずゲットしてください。
OBXD
マジでお金とって良いレベルのシンセ。
Oberheim OB-Xのエミュレートで、非常に良くできています。使いやすいスタンダードなアナログシンセサウンド。
開発がDisco DSPに移譲されて現在も開発は継続中。スキンもいくつかあるし、至れりつくせり。
u-he Zebralette
高品質シンセサイザーをリリースするu-heのフリーシンセ。Zebra2のフリー版の位置づけです。
音はさすがはu-heクオリティで。当然シェアウェアのZebra2には及ばないものの、上品さがにじみでてます。
u-he製のフリーシンセは他にもPodolskiやTYRELLもありますが、個人的にはZebralette推し。
COBALT
こちらもスタンダードなアナログシンセ系のサウンド。
なかなか素直な出音で、少々細い感じもしますが、裏を返せば使いやすく馴染む音で、スッキリしています。
しっかりエディットしてエフェクトで補填してあげれば充分戦力になります。
音作りの幅もなかなかのもので、オーバードライブがかったシンセリードから、ソリッドなエレピまで鳴らす実力を持ってます。
オーバードライブがイイ感じに薄くて良い。
Noize Field Splash
42種類もの波形を内蔵している、4OSCのパワフルなシンセです。
音もなかなか元気が良くEDM向け。
他にもBounsやEXOTICといったフリーシンセがありますが、個人的にはSplashが一番音も操作性もよくてバランスが取れているように感じます。
DEXED
YAMAHA DX7のクローンソフトで、音も数あるFM音源ソフトの中で最も実機(初代DX7)に近いと言っても良いかも。
sysEXも使えるので音色データを拾ってきて使うだけでもメチャクチャ遊べます。
音作りは難しいのは、DEXEDのせいではなくFM音源の宿命なので受け入れるしかありません。
DX7のサウンドが欲しい場合はこれ一択なので、sysEXを使うか、頑張って覚えるしかないですね。
VOPM
YAMAHA YM2151(OPM)を精巧にエミュレートした4OPのFM音源シンセサイザーです。
往年のゲーム音楽ファンであれば理屈抜きに好きな音でしょう。
SuperWave P8
Roland JP-8000をモデルに作られたシンセサイザーです。
EDMな音が欲しい方におすすめ。EDM向けですが、あまりソリッドではないですね。
90年代なデジタルな音がします。それがいい。
Full Bucket Music
モジュラーシンセをはじめ、様々な往年のシンセサイザーを無償配布しているデベロッパーです。
MonoPolyをエミュレートしたものもあります。
無料ではありますが、寄付を受け付けているので気に入ったら応援してあげてください。
TheWaveWarden Odin 2
3オシレーター構造12ボイスのハイブリッドシンセサイザーです。
ハイブリッドだけに、オシレーターではヴァーチャルアナログ波形とウェーブテーブルを使用可能。
後発のシンセサイザーだけに、品質が素晴らしいですね。
現在はベータ版がリリースされており、正式リリースに向けて開発が継続しています。
楽しみなシンセです。
さいごに
有名どころばかりですが、このあたりを抑えとけば間違いないです。
シンセ持ってない人にはどれも十分に活躍してくれるシンセでなので試してみてください。
あとこれ、氏家さんのアナログシンセはこう弾け的なDVD。めっちゃ良いのでオススメです。
ではでは。