SONICCATのCALLIOPEです。ちょっと懐かしいハードPCM音源を彷彿させる、KONTAKT専用の総合音源です。買ってみたとか言ってるけど5月には買ってました・・・。
今年の5月からSONICWIREで取り扱いが開始されました。本家では昨年に発売されていたようです。ちなみにSONICCATは韓国のデベロッパーです。
デモを聴いてビビっときたのでポチりましたw
しかも本家にて半額セール中(※2015年10月7日現在。いつまでかは不明)!
仕様
CALLIOPEの意味・・・ギリシャ神話の叙事詩をつかさどる女神(この意味でつけられたかどうか不明
・プリセット1,002音色
・189のサウンドソース
・容量は830メガと軽量
・192のパーカッシブソース(ドラム音色)
・KONTAKT5もしくはKONTAKT5 PLAYER(無料)が必要
ナチュラルハーモニッククロスフェードループ(NHCL)
必殺技の名前みたいですがwSONICCATが10年間培ってきた技術によって、サンプリングされたサウンドソースに、正確なループポイントを設定する事ができるため、容量は小さく、リアルなサウンドを実現しています。コンピューターにもやさしいです。
ハイブリッドサウンド
実際の楽器の音や、音源モジュール(ハードシンセ)の「良い部分」をサンプリング。いかに楽曲に馴染む音にするかを目的としています。「リアル」ではなく、「即使える・馴染む」がテーマですね。
デモ
本家のDEMOです。
CALLIOPEの使い方として
1,000音以上あるプリセットも使える音が多いですが、真骨頂は軽快な動作特徴を活かして、総合音源ならではの音作りだと思います。ピアノとストリングスのレイヤー、シンセパッドとストリングスのレイヤー等の直感作業での素早い音作りが可能です。
音作りもそうですが、「リアル」ではなく「即使える・馴染む」がテーマですから、リアル過ぎないストリングス欲しいとか、ちょっとベルっぽい音レイヤーしたいとかそんな使い方が気軽に出来る音源です。90年代のゲーム音楽を再現したりとか良いかもしれません。
「これどっかで聴いた事ある音ハード音源の音だな・・・」ってのがいくつかありますw
さいごに
全体的にハッタリ臭い音がします。生楽器もシンセも。どうしてもSampleTankと比較しちゃいますけど、リアル過ぎない総合音源という点で似てます。ただし、SampleTankよりも数段ハッタリ臭い音がしますw
RolandのJVシリーズのような、PCM形式の総合音源が好きな方にはオススメです。
レイヤーサウンドがサクっと作れるのが良いですね。
おまけ
Sonic Catからは他にも面白いシンセが出てます。
PURITY
プリティ?って・・・。ネーミングセンスwwwこれってKORG TRINITYじゃないですかね?
RAVITY
これはE-MU PROTEUSっぽい。
POP-SYNTH
なんて安直なネーミングなんだwwwこれはモロRoland JX-3Pですね。
ではでは。