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バスコンプに迷ったらSSLを使えば良いじゃない。Universal Audio SSL G Bus Compressorレビュー

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SSL好きなら必携。

ミックスを上手くまとめてくれる「バスコンプ」を語る上でSSLは避けて通れません。

数あるSSL G Bus Compressorの中でも、UADのGバスコンプが気になるという方も多いのではないでしょうか?

この度めでたく、ネイティブ版がリリースされ、ApolloなどのDSP不要で使用可能となりました。

今回も、PluginBoutiqueさんからライセンスをご提供頂きましたので、レビューしていきます。

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SSL G Bus Compressor

SSL G Bus Compressorは、バスやマスターに立ち上げて、独特のパンチある質感、接着効果を狙って使用するコンプレッサーです。

Gバスコンプを使うだけで「ソレっぽくなる」と言っても過言ではないかもしれません。

モデリング元のSolid State Logic 4000 G Bus Compressorは、世界中で数々のヒット曲に使用されているため、絶対に耳にしたことがあるサウンドです。

バスコンプの中でも最も有名かつ人気の高い製品ということもあり、各社こぞってモデリングしているので、多数のプラグインが市場に溢れているのが現状。

同じSSL Gバスコンプのエミュレート(モデリング元の個体差はあれど)といっても、プラグインによってそれぞれ個性がありますから、選択肢が多いのは良いことですね。

なお、Unversal AudioはSolid State Logicとパートナーシップを組んで開発しているので、クオリティはもちろん、SSLの冠も使用できていると。

サウンドの質感

UADのSSL G Bus Compressorは、SSL特有のパンチが効いたコンプ感や、接着効果がしっかり感じられるにも関わらず、芯のあるサウンドが特徴的です。

手持ちのSSLバスコンプ数種類と比較してみましたが、UADが良いなと感じる場面が多かったです。カッチリし過ぎず、潰れ過ぎずなバランスで、非常に音楽的。

いわゆるコンプ臭さや、ぬるさは感じられないが、バッチリのSSLサウンドで、高域・低域、双方に広さが感じられクリアな質感。

ジャンルを問わず使用できるのではないでしょうか。

CPU負荷

負荷は非常に軽いです。これだけ軽ければ環境を選ばずに使用できますよね。

計測環境は以下のとおり。

  • OS ・・・Windows11 64bit
  • CPU ・・・AMD Ryzen 9 3900X [3.8GHz/12Core] 
  • メモリ・・・64GB [DDR4-3200 16GB×4]
  • DAW・・・Cubase Pro 12
  • バッファーサイズ・・・512samples
  • サンプリングレート・・・44.1kHz

※CPU負荷は、設定によって変化する可能性があるため、あくまで参考程度にとどめてください。

さいごに

やっぱりSSLは良いですね。

使い方は非常にシンプルでカンタン。高品質なSSLサウンドを手軽に導入できます。

ネイティブプラグインでこのクオリティなので、SSLの実機を使ったことがある方も、満足するサウンドではないのかなと感じました。

ではでは。

SSL G Bus Compressorの詳細はこちら

SSL4000E Channelとのバンドルもあります。

SSL 4000 Series Console Bundle

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