先日ブログにも書きましたが、ほぼ10年ぶりほどのDTM用PCとして「Sycom Silent-Master」を導入しました。
めちゃくちゃ静かなことは記事にしたとおりですが、インストールも少し落ち着いたので、いくつかの面から、数回に分けて性能の検証をしていきたいと思います。
第1回は重たいソフトシンセについての検証です。前のPCからどれくらい負荷が下がったのかを比較します。
スペックなど、DTM用PCを購入検討の方は参考にしてください。
目次
Sycom Silent-Master DTM PCとしての実力検証
入れ替え前のPC(旧)
- Windows 10 64bit(Intel Core i7-8700 3.2GHz 6コア)
- メモリ 32GB
入れ替え後のPC(新)
- Windows 10 64bit(AMD Ryzen 9 3900X 3.8GHz 12コア)
- メモリ 64GB
u-he Diva

旧PC
- マルチコアOFF

- マルチコアON

新PC
- マルチコアOFF

- マルチコアON

マルチコアON/OFFともに、だいたい半分の負荷になってますね。これで気軽にDivaが使える…w

u-he Diva レビュー濃厚なアナログシンセの筆頭格。
Divaは、70~80年代の実機を再現したバーチャルアナログソフトシンセとして、圧倒的な実力を誇るシン...
u-he Bazille

最恐負荷のBazilleも比較してみます。
旧PC
デフォのノコギリ波を4音鳴らした状態。

新PC

3分の2くらいになっています。

u-he Bazilleは音も良いけどCPU負荷も最凶中途半端がキライな人にはブッ刺さるシンセ。
シンセサイザーのCPU負荷計測を行い、最も負荷が軽いのはSylenth1、Falconとい...
※オーディオインターフェイスはRME UCXを使用しており、バッファーサイズは[256 sample]です。もう少し大きくすると更に負荷が減らせます。

RME Fireface UCX レビューオーディオインターフェイスに何を求めるのか?
音質、安定感、操作性、価格…考えるべきことはたくさんが、なかなか全てを満たすものがないの...
さいごに
さすがに最新のPC、スペックも上がってるので当然ですが、それぞれの負荷が軽くなり現実的に使用できるようになりました。
かなり重い部類のシンセサイザーでこの状態なので、負荷の軽いSylenth1などは100台同時使用余裕かもですね。
今後は、エフェクターや数多くのトラック再生の検証も進めていきたいと考えています。
ではでは。

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