「ミックスのカギは低音にあり」という話はよく聞きますが、ほんとその通りだなと思います。
自宅モニタースピーカーはYAMAHA HS5を使用していて、価格の割にバランスのとれたモニタースピーカーなんですが、低域が見えづらいんですよね。
そこでサブウーファーHS10Wを併用したところ、しっかり低音が出てワンランク上のモニターに変えた気がするほど良くなったのです。
で、しばらく使っていたのですが、低音をちょっと強めると床に振動が逃げて、せっかく出ている低域が「ボヤけている」ことが気になってきました。
これではせっかく導入したサブウーファーの実力を発揮できていないのでは?ってことでオーディオボードを買ってみましたので、レビューしたいと思います。
オーディオボードとは
スピーカーやウーファーの下に敷きます。材質は様々で、特殊素材、木、石などがあります。基本堅いです。堅くないと振動が逃げてしまうので、モニターのパフォーマンスを最大限に引き出すために使用します。
わかりやすい実験としては、スマホで音を鳴らしながら、絨毯(柔らかいもの)の上に置いた場合と、床の上(堅いもの)に置いた場合の音の響きを比較してみてください。堅い方がスッキリするはずです。
まぁぼくのブログを読んで頂いているようなマニアックDTMerの皆さんはよくわかってると思いますがw
今回ぼくが選択したのは、御影石のボード。理由は安かったからですw
御影石オーディオボードは、音の輪郭を際立たせ、臨場感ある音楽再生に役立ちます。
開封の儀
さすがは御影石、重量は16kg!クソ重いです。腰やるかと思った・・・w
ちなみにYAMAHA DX7ですら14.2kgです。どれだけ重いかおわかりですね?
ゲタはいとる・・・w
ってか、ゲタじゃなく簀子です。確かにボードだけだと持ち上げづらいし、プラスチックバンドを持ったところで不安定だし危険ですよね。
ピカッとしててキレイです。
しっかり厚みもあります。角は面取りしてあるので安全ですね。
本当に持ち運びは危険。ツルツルしているので、床に落とそうものなら一撃で床が壊れますw足に落としたら絶対大ケガ(骨折れる)します。気をつけましょう。
設置
薄暗いのはDTM作業デスクの下に置いているせいです。画像には写ってませんが、左にはフットペダル、右側に少し写り込んでいるのはXBOX360。
さっそくウーファーの下に敷いてみたいと思います。
ハイ、こんな感じです。サイズも良いですね。少し大きいけどまぁこんなもんでしょう。ツルツルしているおかげで、床を滑らせながら1人で設置できました。
ボードの上に置いただなのにちょっと豪華に見えますね。座布団効果かなw
音の変化
敷いて鳴らしてみたところ、まず感じたのは低域がスッキリ。で、わずかに音量感が落ちた気がしたので、ボリュームを上げました。
すると、床に逃げていた振動がなくなり空気が震えるように!今までは若干下の方から聴こえていた低音が、スピーカー(HS5)の位置というか、しっかり曲の中に混ざり込んで聴こえます。
今までは床で鳴らしてたんでしょうね。
聴きなれた曲もモノによっては印象が変わることもあったりして、とても新鮮でした。
ボリュームを上げると、体にビシビシくる感じで、ホント空気が震えてますw
しっかりレベルを送ってもボヤけないので、本来の性能を引き出せてるのではないかなと思います。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
思いのほか効果があったので、買って良かったです。
オーディオボードもピンキリですが、これは5,000円くらいなのでそこまで気合入れなくても買えます。コスパは良い方ではないでしょうか。
低音のボヤけが気になっている方は是非導入してみてください。オススメです。
ではでは。