遂にYAMAHAからMOTIF XFの後継機が出ます。
その名もMONTAGE。
メカメカしいフォルムがかっこいいですね。このまま登場となるでしょうか?
ざっくり情報集めてみましたw
とらさぶさんの記事も合わせてどうぞ。
最新音源FM-X搭載。
まずはこれでしょう。ついに本家からフラッグシップシンセサイザーとして、FM音源の最新バージョンが出ちゃいます。FM音源完全復活ですね!素晴らしい!
しかも8オペレーター仕様とのことで、孤高のFM音源シンセFS1Rを彷彿します。
FS1Rは8オペレーター88アルゴリズム+フォルマウントシェイピングというバケモノ仕様でした。私も安井さんから譲って頂いたものの、プリセット(1,408音)を鳴らすのが精一杯でまともに音作りは出来ておりませんw今年こそは音作りに挑戦するつもりです。
昨年発売されたrefaceDXにて、4オペレーターFM音源ではありますが、難解を極めたFM音源の操作が工夫されてかなりやりやすくなっているようですので、期待が高まりますね。
大画面のタッチパネルやスーパーノブと呼ばれるデカいノブ、8つのツマミ、スライダーで直感的な音作りが出来るように工夫されているのではないかと予想しています。
新AWM2音源はMOTIF XFの容量×10倍
XFが741MBでしたので、約7GBになります!大容量ソフトシンセが大量に出回っているので、容量自体にはさほど驚きませんがMOTIF XFを更に上回るクオリティの音色で数も増えるとなるとこれは嬉しいですね。
ベーゼンドルファープレミアムグランドピアノも搭載されています。
その他情報
・スーパーノブ・・・複数のパラメーター制御が可能。でっかい回しやすそうなノブが目立ってます。
・モーションシーケンス・・・全てのパラメーターを制御可能で、思いつかないような効果や演出を創造。
・エンベロープフォロワー・・・入力された信号からエンベロープ(音量の時間的変化情報)を抽出して内蔵音色をコントロールできます。シンセリードの音で歌うってことが可能なんでしょうかね。
・61/76/88鍵の3種類をラインナップ
・MOTIF XFとの音色互換
・DX7との音色互換(sysEX使用可能と思われ)
・新開発DSP搭載によるパワーアップしたVCMエフェクト
・同時発音数128音(PCMとFMそれぞれだと最大256音?)
・Cubase AI付属
現代に蘇ったSY99のDNA
大容量PCM音源+最新FM音源搭載・・・これって!と感じた方も多いのではないでしょうか。
1991年に発売されたYAMAHA SY99を現代に蘇らせたかのような仕様に胸が熱くなります。
恐らく今回もMONTAGEの開発には氏家さんも関わっていることでしょうw
AN音源やVL音源等YAMAHAの資産は莫大ですから、KORG KRONOSの様な全部入りも期待しましたが、さすがYAMAHAは独自の道を行きますね。
アナログ回帰ブームからのFM音源の流れ。時代は巡り巡るんだなーと感じました。
SY99はPCM+AFM=RCM(Realtime Convolution&Modulation)音源でしたが、MONTAGEはPCM+FM-X=「モーションコントロールシンセサイズエンジン」となり、SYと同じくPCMとFM音源を統合したシンセとなっています。
AFMと同じようにPCM波形で変調を掛けられるといったサンプリング変調も備えているのではないかと思いますので、まさしく無限の音作りが可能です。変態的な音が乱造できますねきっとw
しかしクオリティは現代のテクノロジーとはいかないものの、YAMAHAは1991年に同じことやってたわけですよ。やっと時代が追いついた?さすがは天才集団ですね。
さいごに
公式アカウントが公開したティーザー映像です。