音源

【PR】4オペレータFM音源シンセサイザー、discoDSP「Phantom」レビュー

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3度のメシよりFM音源が好き!

近年、シンセサイザー界隈では各社からFM音源シンセサイザーがリリースされ、FM音源攻略の本まで発売されるほど「FM音源リバイバル」が来てるのをビリビリ感じる今日この頃です。

そんなわけで本日はdiscoDSPの4オペレーターFM音源プラグイン「Phantom」をご紹介。

YAMAHA TX81Z、DX27、DX21、DX100などにピンと来たなら要注目です。

Phantomとは

phantom

4オペレーター、8アルゴリズムのFM音源シンセサイザーです。

YAMAHA TX81Z、DX21、DX27、DX100など同じく4オペレーターのsysEXをインポート可能。

ひとつ残念なのは、現行は32bitにしか対応していないんですよね。4オペレーターの優秀なFM音源プラグインなので、デベロッパーには是非64bit対応もお願いしたい!切望!

音の傾向

FM音源はデジタルシンセなのでデジタル臭くて当たり前のようにも思えます。が、当時の4オペレータークラスの音を知っている人は、ビット数の低いDACの影響を受けたビンテージなサウンドを期待しがちなんです。

そこの部分を狙っているかのように、Phantomの音は「丸み・粗さ・密度」があるんですよね。実機のDACを通したかのような温かみを感じます。

そしてしっかり密度もあります。80年代から実機のFM音源、またはゲーム機本体の音を聴いてきた世代にも納得の音質。4オペレーターの持ち味である太さが活きてます。

sysEXの再現度は実機がないので検証できず残念ですが、4オペレーターらしい太い存在感のあるFM音源サウンドを鳴らしてくれるので、個人的にはかなりの満足感が得られました。

操作性はわかりやすい。負荷も問題ナシ

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音作りはすごい楽しいです。やっぱりFM音源は4オペレーターくらいが面白いですね。

6オペレーター以上あるFM音源は音作りの可能性という点では上回っているのですが、シンプルな扱いやすさという部分は4オペレーターの圧勝。

FM音源の基本(キャリアとモジュレーターの関係)さえおさえれば、近い音色を探してツマミを弄ったりアルゴリズムを切り替えたりするだけでも十分に音作りできるし、習得も早いと思います。

負荷も問題なく軽いので、めちゃくちゃな使い方をしない限りはどのような環境でも大丈夫かと。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

YM2151やYM2608などのゲーム音楽におけるFM音源好きには強烈にオススメしておきます。チップチューン界隈でも活躍できるでしょう。

あとはFM音源を楽しく音作りしてみたい、入門してみたいって方にも良いのではないでしょうか。楽しいです。

sysEXはググればいくらでもゲットできると思います。そう考えるとプリセット数はあってないようなものですね。

価格は5,800円(税別)となっております。

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