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Lunacy Audio CUBEレビュー

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Sponsored By Lunacy Audio

近未来感バリバリの3Dベクトルシンセ!

CUBEは8つのサンプラーに様々な音色を読み込み、独自のインターフェイスにより自由自在に音作りが可能で、CUBEだけでも1曲作れてしまう、そんな可能性を秘めたインストゥルメント。

今までにありそうでなかった、機能は深いが高品質な音作りが直感的に楽しめる仕上がりです。

今回はLunacy Audioさんのご依頼で、CUBEフルバージョンと拡張音源を触らせて頂いたので、使用感や機能を紹介していきます。

是非最後まで読んでみてください。

CUBE

CUBEは、3Dサンプルモーフィングエンジンを搭載した、無限のインスピレーションをもたらすサウンドを表現可能なバーチャルインストゥルメント。

最大8つのサンプルを読み込み、3Dインターフェイスを使用してそれぞれをブレンドすることにより、新たなサウンドを生み出します。

さながら、ベクトルシンセの現代版とも言えるのではないでしょうか。

ベクトルシンセと言っても、音色を混ぜるだけでなく8つのサンプラーには、それぞれにアルペジエーター、フィルター、エンベロープ、ステップシーケンサーなどが搭載されているため、1音1音をしっかりと作りこむこともできるんですよね。

そして全体に対して、エンベロープ、LFO4基、エフェクター13種類に加えて、CUBEのメイン機能であるOrbitsで動きをつけていく、ざっくりではありますが、こんな感じです。

とにかく機能が豊富で、アイデア次第では永遠に遊べてしまうレベルの懐の深さを持っています。

まずは、500種類以上用意されたプリセットを試すところからスタートしましょう。一通り聞き終わる頃には、CUBEでどのようなサウンドを生成できるのか、どのような機能があるのか把握できるはず。

Orbits

CUBEを顔とも言える機能のOrbitsは、GUIのセンターに搭載されておりオーブ(球体)の動きに合わせて、様々なサウンドやエフェクトなどの機能を設定することが可能で、滑らかに、そしてダイナミックにサウンドに変化をもたらします。

リアルタイム変化を視覚的にも捉えることが出来る為、非常に複雑な設定でも認識・操作しやすいのが大きな特徴。

また、独自の軌道をゼロから設定可能。

インターフェイスがとても優れているので、基本的にマニュアルは不要でしょう。とりあえず触って覚えていけますね。

ランダマイザー

ゼロからオリジナルサウンドを構築する楽しみもありますが、ランダマイザーを活用することで、全く予想できないサウンドに出会うことも可能です。

また、Sounds(読み込むサンプル)、Orbit(モーションの種類)、FX(エフェクト)それぞれが独立してランダマイズしてくれるので使いやすいですね。

オリジナルサウンドも読み込み可能

手持ちのWAVファイル、SFZファイルも使用可能なので、音作りの幅は無限。

ドラッグ&ドロップで読み込めるのも良いですね。

もちろん、ファクトリープリセットとの組み合わせも自由自在です。

CPU負荷

4音同時に鳴らして概ねこれくらい。読み込んだ音色が切り替わっても安定しています。

計測環境は以下のとおり。

  • OS ・・・Windows10 64bit
  • CPU ・・・AMD Ryzen 9 3900X [3.8GHz/12Core] 
  • メモリ・・・64GB [DDR4-3200 16GB×4]
  • DAW・・・Cubase Pro 12
  • バッファーサイズ・・・512samples
  • サンプリングレート・・・44.1kHz

※CPU負荷は、音色や設定によって変化するため、あくまで参考程度にとどめてください。

拡張音源が秀逸

ファクトリープリセットとオリジナルの組み合わせだけでも十分過ぎるのですが、Lunacy Audioからリリースされている拡張音源のデキが非常に良いです。

RUMBLEは、重低音が響くベースサウンドと、パーカッションのライブラリ。完成されたサウンドで、一発の説得力がすごいです。

Threadsは、ストリングスのライブラリです。非常に音楽的なサウンドが特徴。

世界各地から集めた、木管楽器のライブラリ。尺八やパンフルートなど。良い質感です。

さいごに

Orbitsの動きを見ながら音作りをしていると、ついつい時間を忘れてしまいますね。

まるで生命体のような動きのあるオリジナルサウンドにイマジネーションを刺激される、そんな快感があります。

無限の可能性と、クリエイティビティに溢れた奥の深いインストゥルメントではありますが、直感性を失わないユーザー目線な楽しいソフトウェアだと感じました。

なおラインナップは、フルバージョンである「CUBE」と機能限定版である「CUBE MINI」、別売り拡張音源もコンプリートした「Everything Bundle」が用意されています。

是非一度試してみてください。

ではでは。

Lunacy Audio CUBEの詳細はこちら