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新感覚のモダンベース音源、Excite Audio Bloom Bass Impulseレビュー

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想像以上に創造的。

Excite Audioの新作音源、Bloom Bass Impulseのご紹介します。

モダンなベース音源は巷に溢れていますが、Bloom Bass Impulseの大きな特徴は、イマジネーションを掻き立ててくれる部分です。

一通り触ってみて、完成されたサンプルを直感的に楽曲へ昇華させていく楽しさを感じました。

PluginBoutiqueさんからライセンスをご提供頂いたので、さっそくレビューしていきます。

Bloom Bass Impulse

Bloom Bass Impulseは、とてもユニークなモダンベース音源です。

ベース音源と言っても、音をひとつひとつ打ち込んでいくタイプではありません。

モダンなベースループが多数収録されており、Bloom Bass Impulseが持つサウンドバンクと組み合わせて、鍵盤を指一本で押さえているだけでも非常にクリエイティブなサウンドを作ることができます。

ベースループをそのまま使うも良し、気に入った部分の一か所のみをループさせて、新たなループを生成したりと、サンプルベースとはいえ、自由度はかなり高く音作りの幅はかなりのもの。

頭の中にあるイメージをカタチにするというよりは、Bloom Bass Impulseがもたらすインスピレーションをベースに肉付けをしたり、イメージを膨らませていく感じです。

波形の動きが美しい、メイン画面では「Sub-EQ」「Noise」「Crush」「Width」の4種類の音色コントロールが可能。「Sub-EQ」が結構強力で、かんたんに低域がマシマシになります。

下段のオニギリのような形の三角は、白がサンプル再生、黒がキースイッチとなっており、それぞれMIDIキーボードに対応しています。ちなみに、24鍵で足りますね。

音作りのメインはこちらのエディット画面ですね。サンプルのどの部分を使用するのか、どういったエフェクトを使用するのか、様々な方面からかなり細かくコントロールができるので、バリエーションはほぼ無限ではないかなと。

元のサンプルも非常にクールなので、適当にやってもカッコイイサウンドにすぐにたどり着くことができました。音を磨き上げていく作業が非常に楽しい。

サウンドバンクも豊富に用意されており、バンク全体を一度に読み込むことも可能ですが、一音ずつ選択することもできます。操作はドラッグ&ドロップで快適。

CPU負荷

負荷は軽い部類です。環境を選ばず使用できるかと。

計測環境は以下のとおり。

  • OS ・・・Windows10 64bit
  • CPU ・・・AMD Ryzen 9 3900X [3.8GHz/12Core] 
  • メモリ・・・64GB [DDR4-3200 16GB×4]
  • DAW・・・Cubase Pro 12
  • バッファーサイズ・・・512samples
  • サンプリングレート・・・44.1kHz

※CPU負荷は、設定によって変化する可能性があるため、あくまで参考程度にとどめてください。

さいごに

今までにない直感操作とアプローチで、音楽制作の”最初の一手”を手助けしてくれる、そんな頼もしい音源です。

アイデアが欲しい、カッコイイベースラインを鳴らしたい、そんなシーンで活躍してくれるでしょう。

機能制限のあるLITEバージョンもあるので、合わせてチェックしてみてください。

ではでは。

Bloom Bass Impulseの詳細はこちら