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ミックス、マスタリングを高いレベルで行うには高度かつ専門的な知識が必要なのは言うまでもありません。

その高みに到達するためには正しい知識を効率良く積み上げていくことが大切。とは言え、僕もうそうなのですが専門的な教育を受けていない独学DTMerの場合、基礎の段階から何が正解がわからない、何から始めれば良いのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。

そんな時にミックス/マスタリングという大きなテーマ対して、どこから手を付ければ良いのか方向性とノウハウをわかりやすく示してくれるのが、江夏正晃さん(@DJebee1)の著書「DAWではじめる自宅マスタリング」です。

ことあるごとにオススメしてますが、改めてオススメします。



内容について
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マスタリングの基礎知識から丁寧に解説されているため、初心者〜中級者に最も有効だと思います。プロのノウハウがわかりやすく、散りばめられているので各所で気づきが得られるんですよね。

マスタリングがメインではありますが、ミックスの準備、順番、方法が体系的に学べます。

「マスタリングのためのミックス技法」という逆算した考察が嬉しいんですよね。そう言うの知りたかったってやつです。

例えば「2MIXの音圧はどれくらいにしたら良いか?」「楽曲のタイプごとに、どのようにミックスしたら良いか?」などはマスタリングエンジニアから考えたミックス手法が知れるのは本書の大きな特徴です。

あとは、マスタリング段のプラグインをどういった順番で立ち上げれば良いのかなど、プロは当たり前に知っていることが丁寧かつ簡潔に学べます。

機材厨に嬉しいプラグイン紹介コーナーもあります。iZotope Ozoneをはじめ、マスタリングで使えるオススメなプラグインのレビューも注目。

iZotope「Ozone 8 Advanced」レビュー。個別プラグインエフェクトを検証してみた : SynthSoniciZotope「Ozone 8 Advanced」レビュー。個別プラグインエフェクトを検証してみた : SynthSonic 

さいごに
DTMのノウハウはネットに溢れていますが、求めている情報、適切な情報に合致するものはなかなか見つからないのが現状です。

その理由は様々で、具体性を欠いていたり、誤解をしてしまう内容だったり、そもそも全ての音楽にとって「正しい対処」というのはなく、方法論は千差万別なのです。

正解がないのが音楽ですから、探すのはネット上にあるものではなく、最後は自分自身の中に求めるべきでしょう。

しかし、どこに向かったら良いのかすらわからない初心者、壁にぶつかっている、やり方が間違っている中級者の助けになる、そして何よりわかりやすい、そんな一冊です。


ではでは。




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