頼むから統一して()
VST3、だいぶ普及してきた感はありますが、まだまだ非対応のものが多く、今後もダブルスタンダードのままいきそうな気がしています。
VST2/VST3のインストールを選択する際に、AAXは外しても(Protools用)VSTはとりあえず両方入れる、もしくはどちらか一方しか入れていない、皆さんはどちらでしょうか?
今回はその違いについて、またいくつかの注意点について書いておきます。
VST3とVST2の違い
Steinberg は12年に渡って、VST により世界のネイティブプラグインフォーマットを牽引してきました。最新版の VST3 は、完全に書き換えられたコードにより数々の新機能を搭載すると共に、VST 史上最高の安定性を備えています。VST3 はバーチャルエフェクト、バーチャルインストゥルメント (VSTi) の可能性をより高め、音楽創造を更に豊かにするテクノロジーです。
Steinberg VST3: 更に進化した VST の最新版
Steinbergのサイトに詳細がまとめられていますが、要は最新版のプラグイン規格ということです。
リサイズ機能や、64bitオーディオデータを扱えるという利点があるので、特に理由がない限りは基本的にVST3で良いかと思います。
一部相性(?)が悪いものあり
これは個人的主観というか経験に基づいてのことですが、VST3がまともに動かず、VST2は大丈夫ということがあります。※Cubaseです。
ぼくの環境では、u-he DivaがVST3を立ち上げて音を鳴らした瞬間にDAW巻き込んで落ちるという現象がありました。VST2では全く問題なしという…。
で、同じWindows環境で乗り換え中の新しいPCだとVST3全く問題ありません。負荷の問題?かと思ったりもしますが、一応そういう事例があるということをご報告しておきます。
これはDAWや各種プラグイン、PC環境など要因は様々かと思うので一概には言えませんが、うまくいかない場合はVST2を試してみる価値はあるのかなと。
NKSはVST3非対応
NKSはVST3非対応なので、Komplete Kontrolユーザーは注意。
Komplete Kontrolでサードパーティを立ち上げるためにはVST2が必要となります。
単品を立ち上げて使う場合はVST3を使いたいって人は両方ともインストールしておかなければいけません。
Abletonも非対応でしたが、V10.1アップデートで対応となってます。
https://synthsonic.net/archives/54958188.html
さいごに
ってなわけで、新しいプラグインを購入してインストールする際の参考にされてください。
ではでは。
Steinberg Cubase Pro 10.5