エフェクター

【UJAM RETROCRAFTレビュー】レトロな音作りから想像を超えるものまでいけます

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もう似てるだけなんて言わせない()

UJAMのレトロ系プラグイン、RETROCRAFTのライセンスをご提供頂いたのでレビューしていきます。

巷では「既視感」とか「アイツに似てる」なんて言われてますが、その例のプラグインとの比較も書きました。

似てると思ってる人も、何の話かワカランという人も是非最後まで読んでみてください。

RETROCRAFTとは?

RETROCRAFTは、レコードノイズやテープの質感を付加したり、Lo-Fi的なざらつき、アナログサウンドの温かみなどを加えるレトロ系マルチエフェクターです。

サウンドを歪ませて破壊、原型が分からないほどに加工して全く違うサウンドを作り上げる、といったクリエイティブな側面も持ち合わせているんですよね。

非常に多くの機能が搭載されており、アナログ機材セクション、エフェクトセクション、オーディオコントロールセクションで構成されています。

それぞれの機能を詳しく見ていきましょう。

アナログ機材のエミュレート

AMPLIFIER

  • Tube・・・真空管(温かみのあるサウンド)
  • Solid State・・・ソリッドステート(スカッとした明るいサウンド)
  • Plasma・・・プラズマ(高域に効くサウンド)
  • Transformer・・・トランス(中域がふくよかなサウンド)
  • Inductor・・・インダクター(ヴィンテージなサウンド)

PLAYER

  • Dictaphone・・・留守番電話に使用されていたレコーダー
  • Cassette・・・民生用カセットテープ
  • Reel-To-Reel・・・オープンリール
  • Shellac・・・78回転のレコード
  • Vinyl・・・アナログレコード

SPEAKER

  • Gramophone・・・蓄音機
  • Megaphone・・・拡声器
  • Telephone・・・受話器
  • Toy Phone・・・クラシックな電話の受話器
  • Radio・・・ポータブルラジオ
  • Car Stereo・・・カースピーカー

アナログ機材だけでもこれだけの種類があるので、エフェクト部を使用せずともかなり音作りができます。

6種類のエフェクターセクション

6種類のエフェクトそれぞれに、6種類のモードが用意されています。

  • LO-FI・・・ビット深度を下げてザラつかせたり、レトロ風味を増したりできます。金属的なサウンドや、変調させて全く雰囲気の異なるサウンドにも。
  • MOD・・・音楽的なゆらぎを感じられるコーラスや、フランジャー、フェイザー、激しいLFOまで。
  • INSTABILITY・・・ワブルやフラッターなど、不規則にピッチを変動させる系。
  • DELAY・・・テープディレイ、ピンポンディレイなど。
  • REVERB・・・ルーム、プレート、ホール、スプリングなど一般的なものから、ゲートリバーブや、クリエイティブ方向のインフィニティまで。
  • CHOP・・・リピートやリバース、ランダムなどクリエイティブで非常に面白い。

Super Glueが面白い!オーディオコントロールセクション

コンプレッサーや、ローカット/ハイカットなど、全体に影響を与えるパラメーターを調整できます。

個人的に面白かったのは、Super Glue。

「信号をミックスの中で激しく圧縮・伸長させて人工的なダイナミクスを生み出す」とのことですが、アナログセクションやエフェクトセクションでの設定に、パツパツのコンプをかけて過激にするイメージ。

音量が大きくなるせいもあって余計に派手に感じてしまうので注意ですが、Super Glueを使うか使わないかで全くサウンドの印象が変わるのも事実なので、RETROCRAFTならではの特徴のひとつだと思います。

XLN Audio RC-20との違い

一部界隈で見たことがあり過ぎるとウワサされていた、RC-20とも比較してみました。

結論、似たようなことができる部分もありますが、全く別物です。

RETROCRAFTは、クリエイティブ方向にぶっ飛んだ音作りまでも網羅していますが、一方でRC-20は色付けやレトロな音作りに特化しています。

サウンドの方向性はRETROCRAFTの方が少々上品でモダンより。

個人的な主観では、レトロな質感も味わいつつ激しい音作りをしたい、イメージ以上のサウンドが欲しい場合はRETROCRAFT、レトロで上質な温かみが欲しい場合はRC-20の方が良いのかなと。

好みが別れるところですが、面白いのはRETROCRAFT、好きなサウンドに仕上がりやすいのはRC-20ですね。

RC-20の方が機能的にシンプルなせいもあるかもしれません。

プロも愛用!XLN Audio RC-20レビュー 軽くて使いやすい万能エフェクト簡単便利で音が良い!(語彙 「何となく物足りない」「温かみを出したい」などといった、ITB環境で陥りがちな質感の問題を解決に導いてくれ...

RETROCRAFTのCPU負荷

負荷はほぼ気にならないレベルです。軽いのは正義。

計測環境は以下のとおり。

  • OS ・・・macOS Tahoe 26.5.1
  • CPU ・・・Apple M4 MAX
  • メモリ・・・128GB
  • DAW・・・Cubase Pro 15
  • バッファーサイズ・・・256samples
  • サンプリングレート・・・48kHz
  • オーディオインターフェイス・・・RME UFXⅢ

※CPU負荷は、設定によって変化する可能性があるため、あくまで参考程度にとどめてください。

さいごに

RETROCRAFTは、様々なレトロサウンドを網羅し、予想し得ないクリエイティブな音作りまでを実現するマルチエフェクターです。

ローファイなサウンドが欲しい方はもちろん、思うように馴染まないトラックなどに使用すると良い結果になるのではないかと。

慣れてくると、イメージする音に近道できる便利な道具になってくれると思います。

ではでは。

RETROCRAFTの詳細はこちら

UJAMユーザーはさらにお得にRETROCRAFTをゲットできます。

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