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PULSAR Smasherレビュー

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漢なら全部押し。

コンプレッサーの名機、1176のRATIO全部押し「ブリティッシュモード」の状態をエミュレートしたPULSAR製コンプレッサープラグイン、Smasherをレビューします。

1176使うなら全部押しだろ?と言わんばかりのユニークなコンセプトですが、品質はさすがのPULSAR、非常に良い感じです。

PULSAR Smasher

ブリティッシュモード(RATIO全部押し)とは

一般的に、1176をモデリングしたコンプには、4つの圧縮比率[RATIO](20、16、8、4)が搭載されていますが、Smasherはスイッチの搭載はナシで、全部押しがデフォとなっています。

要は歪み成分が増し、音に迫力が出るので、ロックなどに好まれて使用された定番設定ですね。

使い方はシンプル

AttackやRelease非搭載のため、INPUTとOUTPUT、そしてMIX量を調整するだけの非常にシンプルな操作性となっています。

実機や他の1176エミュには搭載されていない、MIXがあるのが嬉しい。

全部押しですから、味付けが濃いコンプレッサーの分類に入ります。これくらいシンプルな方が、より使いやすく面白みが増す気がします。

参考音源

ドラムにかけてみました。前半がDryで後半がWetです。

設定はこんな感じです。分かりやすく強め。

音がググっと前にきて、迫力が出ますね。ダイナミクスも良い具合で圧縮されていて滑らかです。

負荷について

負荷は全く気にしなくて良いレベルです。メーターもほぼ動きません。軽い。

オーバーサンプリング8倍でこのくらい。

オーバーサンプリングを使用するとより滑らかにはなりますが、無しでも問題ないかなというキャラクターですね。

Windows64bit(Core i7 3.2G)、メモリ32GB環境での計測です。

さいごに

ドラムバスなど、味付けしつつ、音を馴らしたい時に重宝しそうです。

2020年3月11日までは無償配布となっており、その後は$49にて販売予定です。

PULSAR Smasher

https://synthsonic.net/archives/pulsar-mu%e3%83%ac%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%80%90manrey-mu-%e3%82%a8%e3%83%9f%e3%83%a5%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%88%e3%80%91.html