うん、普通に使える。
ちょいちょいセールになってるので一応知ってる、GUIだけは見たことあるって人も多いと思いますが、PluginBoutiqueオリジナルのシンセサイザーですね。
しょっちゅうセールやってるし、あんまし使えないんじゃ…?と思ってる人は機会損失ですぜ。
Carbon Electra
音自体はしっかりしていて、高級感こそないものの安っぽさもありません。
質感はEDM向けで、アナログ感は少ないですが、それほどソリッドでもない。
4OSC仕様ということもあって、主役を張れるリード、腰のあるベースサウンドは簡単に作れます。
また、FMも強力かつ破綻しない程度に変調してくれる設計なので、オシレーター1つでもエッジの効いた音作りが可能。
ちなみに、立ち上げた最初の音色が矩形波なんですが、これがコナミのバブルシステムを思い起こさせる音で80年代ゲーム世代は好きになるかも。
800種類以上のプリセットに加えて、V1.5のアップデートでは150種類のアーティストプリセットが追加されています。
欲を言えばプリセットマネージャーを搭載してくれると更に快適になるのかなと。
ここは次回アップデートに向けて強くお願いしたいところです。
CPU負荷
音色によってかなりバラつきがあります。
4音鳴らした状態で低いものだとこれくらいですが、
高いものだとこれくらいです。
計測環境は以下のとおり。
- OS ・・・Windows10 64bit
- CPU ・・・AMD Ryzen 9 3900X [3.8GHz/12Core]
- メモリ・・・64GB [DDR4-3200 16GB×4]
- DAW・・・Cubase Pro 11
- バッファーサイズ・・・512samples
- サンプリングレート・・・44.1kHz
さいごに
普通に使えるシンセなので、プリセットも約1,000種類あるし引き出し増やす感覚で手に入れても良いのかなと。
主力のシンセを持っている人は特に不要かもですが、DAW付属のものしか使ってないという人は楽しめる、というよりも戦力増えるはずです。
ではでは。