音源

KORG TRITON実機・ソフトウェア聴き比べについて

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出典:KORG オフィシャルウェブサイト

ハードVSソフトは永遠のテーマ。

先日行った、KORG TRITON実機・ソフトウェア音の違い聴き比べクイズですが、記事執筆時点で489名の方にご参加いただきました。ありがとうございます。

回答結果と、ハードとソフトの音の違いについて、所感を書いていきたいと思います。

回答結果

結果は、489名中正解は256名(52.4%)でした。僅差!

グラフを貼り付けようと思ったのですが、まだやってみたいという方もいると思うので止めておきます。まだの方は是非。

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ハードとソフト、音の違い

  • 単音だとほとんど分からない
  • 和音を鳴らしたときの滲み方が異なる(浅倉大介氏も仰ってた)
  • ソフトウェアは音を重ねていくと暑苦しくなる半面、ハードはスッキリしている
  • ハードの方が粒立ちが良く、空気感がある

一言で言うとハードウェアの方が「音楽的」なんです。この違いはTRITON云々ではなく、ハードとソフトを論じる際のすべてに通ずる感覚です。

まず、この違いがありきで、品質の差・個性の差があるイメージです。

要因はDACか

ハードに搭載されているDACの影響が大きいのではないか、というのが個人的見解であり、そう指摘されている方も多いですね。

もちろん、ケーブルを通っていて、もう一度A/Dされているということも要因としてあるのでその部分も無視できません。

もりやさん、ナカシマさんの、非常に参考になる考察、検証です。

どちらが良いか、ひとつの要素では語れない

昨今の音楽のジャンルや音の傾向から考えると、ハード音源を混ぜると浮きまくる、コントロールしづらいというのも事実。しかし、異質なハードを混ぜることで全体が一気にそれっぽくなる、という側面もあるわけです。

また「これだ!」と思わせる説得力をハード音源からは得られることが多い。ソフトウェアの利便性とのせめぎ合いは永遠のテーマなのかもしれません。

Twitterでの反応

実機を持っていた、使用していた、という方は確信を持って答えられた方が多いようでした。また、TRITONの実機を使ったことなくても「ハードの音」として判断された方は正解された印象です。

さらに興味深いのは「良いと思ったほうが正解だった」という判断です。これは深い。

ソフトウェアとしてどうなのか

DACの再現を除いての評価、これが全てだと思います。なのでソフトウェア版は極まった完成度と言って良いのではないでしょうか。

ぼくが言うまでもないのですが、KORG開発陣も様々な方向から考えた結果この決断をしているわけです。

欲を言えば、ON/OFF可能なDACを再現したスイッチを搭載されたら嬉しいw

しかし、正当率から考えても違いを追求するのは一部マニアックの為でしかないわけだし、そこまでやる必要はないのかな、とも考えます。

個人的にはやって欲しい・・・(小声

さいごに

好みや、制作環境、楽曲制作のプロセスはひとそれぞれなので、どちらが正義ということはありません。

結果を見てもほぼ半数なので、最大のメリットは「似ている似ていない以外の部分」が本質でしょう。

利便性を高めたことで高まるクリエイティブもあれば、音質を追求したことで高まるクリエイティブもあると考えています。アプローチも異なるはずです。

ただ、KORGさん以外からでも良いので、各ハードウェアのDACをエミュレートしたプラグインが登場するのも期待しています。

ではでは。

KORG TRITON

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