リファレンス曲のコード分析が捗る!
曲の構造を自動解析するツールdeCodaがV1.1にアップデートしました。
Amplitubeの特別バージョンが付帯したり、コードが書き出せるようになったりと、かなり注目の内容となっています。
DeCoda V1.1の新機能
V1.1の変更点は次のとおり。
- IK MultimediaのAmplitube LEの特別バージョンと4つのアンプモデルを含む
- deCodaのコードをMIDIファイルとしてエクスポートして、あなたのDAWや楽譜作成ソフトで使うことができます。
- deCodaのコードをChord Proファイルとしてエクスポートして、簡単にコードシートを作成することができます。
- コード編集の改善など、より多くのことができるようになりました。
Amplitube LEの特別バージョン
Amplitube LE(無料)に4つのアンプモデルを使用可能にした、特別バージョンが使用可能となりました。
シリアルコードが発行されるので、IK Multimedia Authorization Managerに入力するとダウンロード可能となります。
上の動画にもあるように、同じ部分をループしたり、狙った周波数成分だけを抽出して繰り返し再生したりすることができるので、合わせてギターなどを練習するなんてことが簡単にできるわけです。
なお有償のAmplitube 4なども読み込んでdeCodaから立ち上げることが可能。
コードがMIDIファイルとしてエクスポート可能に
前バージョンでは、コード解析をして表示(左下)してくれるものの、DAWで使用したい場合は、deCoda内で解析されたデータをポインタでなぞってピアノロールを書き、編集したMIDIデータとしてエクスポートする必要がありました。
V1.1ではコード解析データを編集作業なしでそのままエクスポートが可能となりました。これは嬉しい!
解析したデータをmidiデータとしてエクスポートし、DAWに貼り付けるとこんな感じに。
コード進行を作成してくれるソフトウェアも良いですが、リファレンス曲からコードを抜き出してアレンジしたり、メロディを付けるなどが即座にできるのが嬉しい。
もちろんアナリティクスにも役立ちますね。
さいごに
その他にも、Chord Proファイルとしてエクスポート出来る様になっていたりして、V1.1は大型アップデートと言えます。
今後のバージョンアップにも期待したいですね。
耳コピが苦手な方には是非使って見て欲しいソフトウェアです。
ではでは。