先日行った「これだけは外せない!個人的最強プラグインランキング2020」のアンケート結果から、さいごは【ユーティリティ編】です。
エフェクター的な役割のものもありますが、機能を考慮してユーティリティに振り分けています。
ユーティリティ編こそ、DTMerのアキレス腱的なプラグインが集まったように思います。なかったら本当に替えが効かない雰囲気バリバリ。
だよね、というラインナップが集結しとります。
個人的最強プラグインランキング2020【ユーティリティ編】
ここでの順位は全体のものではなく、ユーティリティプラグインのみで集計したものです。
10位 Native Instruments Komplete Kontrol 4票
Komplete及びNKS対応音源の使い勝手を究極に高めるプラットフォーム。
一度その利便性を堪能すると戻れない人もいるかもしれませんね。ライブラリはSSDに格納するなど多少工夫をするとより快適に使用出来ると思います。
Native Instruments KOMPLETE 12
https://synthsonic.net/archives/54958188.html
9位 Melda Production MMultiAnalyzer 4票
めちゃくちゃ使えます。各トラックに立ち上げるとまとめて表示してくれます。関連付けの手間はナシ。
ダイナミクスや位相チェックまでマルチです。
Melda Production MMultiAnalyzer
8位 Antares Auto-tune 5票
ピッチ、タイミング補正ソフトの業界標準、ボーカルプロセッシングプラグインのAuto-Tuneがランクイン。
7位 Sonarworks Reference 4 8票
マイスタジオの環境をキャリブレーションするソフトウェアです。
正しい環境で作業をすることは重要ですよね。どんなに効果なスピーカーを導入しても鳴らす環境が調整できていなければ本来の力を発揮することができません。
ある意味効果なスピーカーを導入するより効く可能性もあります。
Sonarworks Reference 4 Studio edition with mic – boxed6位 A.O.M. Sakura Dither 8票
プロの間でも評判のディザリングプラグインです。
極めて変化が少なく、自然。最後の最後で印象が変わってしまっては元も子もないので、心当たりがある方は是非。
5位 Waves Vocal Rider 9票
ベテランのエンジニアの如く、ボーカルのボリュームを自動調整(オートメーション)してくれるプラグインです。
ボーカルと干渉するオケをサイドチェイン入力することで、埋もれないようにオートメーションを生成してくれる「手コンプ」をオートで行ってくれます。
コンプレッサーでは実現できないナチュラルな結果が得られるのが大きなポイント。
WAVES Vocal Rider4位 Voxengo SPAN 12票
アナライザーの古参プラグインであるSPANがランクイン。視認性や使い勝手が非常に優れています。
あとポイントとしてアップデートが非常に頻繁なのも安心感あるんですよね。
まずはフリーを試してみると良いのではないでしょうか。
https://synthsonic.net/archives/voxengo-span-plus%e3%83%ac%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc.html
3位 ADPTR Audio Metric AB 23票
あらゆる角度から視覚的にミックスをアナライズし、リファレンスに近付けることが可能となり、時短に繋がるプラグイン。
ヌルヌル動くキレイなGUIもその気にさせてくれます。
https://synthsonic.net/archives/54111669.html
2位 iZotope RX 7 27票
業界標準のノイズリダクションソフトウェア。レコーディングには必須アイテムです。
Repair Assistantは自動的に修正する部分を解析します。精度は非常に高く、オーディオの問題を素早く検出。
使い方も分かりやすく、機能的進化も他の追随を許しません。
iZotope RX 7 Advanced ★3/31まで延長!日本限定50%OFF!1位 Celemony Melodyne 28票
ピット補正ソフトの代表選手とも言えるMelodyneがユーティリティ部門のトップとなりました。
ピッチ、デュレーション、位置の編集を素早く正確に行えます。上位モデルにはノート検出システムなども用意。
CELEMONY Melodyne 4 Studioさいごに
ユーティリティ部門は流石に「道具」としての色合いが強くなりますね。納得のラインナップです。
カテゴリ別で分けることにより各部門で使い倒されているプラグインが明らかになったように思います。
ぜひ導入の参考にしてみてください。
ではでは。