家にSSLがある幸せ。
RME UCXを使用しているのですが、もうひとつ環境を増やす必要が出てきたため話題のSSLを導入することにしました。
RMEとの比較なども書いていきます。
Solid State Logic SSL 2レビュー
天下のSSLがエントリーユーザー向けにリリースした、オーディオインターフェイスです。
2IN/2OUTのシンプルなインターフェイスではありますが、INPUTにSSLコンソールの色付けを施す、独立した4Kスイッチを搭載。
USBバスパワーで駆動するのも大きな特徴です。
質感
3万円切るモデルにしては質感は良いほうですね。本格派というより、ガジェット感。
なんてったってSSLデザインのノブが嬉しい。ノブを回す感触も適度な重みがあります。
後ろはこんな感じ。
必要最低限って感じです。デザインの観点からでしょうか、ヘッドホン端子は背面です。
使い勝手のことを考えるとフロントに欲しかった…。
USBケーブルは2本付属
USB-A⇔USB-C、USB-C⇔USB-Cのケーブルが同梱されています。
本体側のUSB入力が[USB-C]なので、高価なUSB-AやUSB-Bケーブルを使用したいと目論んでいる方は注意が必要。
音について
元気な音です。特に中域が元気良くて、味付けが結構濃いなと感じました。
まず、RME UCXとの比較ですが、解像度は決して高いとは言えず、分離もイマイチです。息苦しくモニターしづらいと感じました。
しかし、音の方向性がUCXとは全く異なることと、価格帯が違い過ぎるので比較するのは酷ですね。
https://synthsonic.net/archives/53878974.html
UCXとの比較ではなく、SSL 2の個性に目を向けると決して悪い音というわけではありません。力強いサウンドが好きな人にはハマるのかなと。
3万円以下という価格なので、解像度を求めるのではなく、作編曲で楽しく元気な音が欲しい方にはオススメできます。
あとはSSLサウンドが付加できる、INPUTの4Kスイッチもあるので、レコーディングマシンとしてはコスパ良いかもですね。(まだ試してないけど
さいごに
買う人を選ぶと思います。良くも悪くも価格相応の音。
分離が良く、解像度の高いモニターをしたい人は他の選択肢があるのかなと。ミックス・マスタリングには向かないと感じました。
元気が良い音、SSLサウンドのINPUTが多用する人は買って損しない製品です。SSLのデザインも満足度高し。
ではでは。
Solid State Logic SSL 2