音源

【PR】Rob Papen「SubBoomBass 2」レビュー

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全国1億2千万人の”地鳴りベース”ファンの皆様、お待たせいたしました。

今回ご紹介するのはRob Papenのベース用音源「SubBoomBass 2」。

ベース音源は数あれど、ここまでパンチがある極太のベース音源って今まであったっけ?と思わせるほど力強いんですよ。

住環境の都合で気軽にスピーカーから音が出せない方には少々危険なレベルですw

※この記事は2019年4月26日に投稿されたものに、加筆修正したものです。

重低音ベース音源 SubBoomBass 2

非常に強力な2オシレーター(それぞれサブオシレーター付き)構成で、18種類の波形と89種類のサンプル、擦弦楽器の物理モデリング(後述します)が選択可能。

サンプルにはアコースティックベースやパーカッションサウンドも用意されているので、アイデア次第で音作りの幅がかなり広いことがわかります。

オシレーター波形を選択して、サブオシレーターで厚みを出し、FM変調などを擁する「FM AMOUNT」で加工するだけでも短時間で極太のサウンドに。

「FM AMOUNT」も非常に上手く設計されていて、攻めた使い方をしてもノイジーサウンドにはなりづらい。

こういった部分は多くのユーザーに受け入れられるポイントだと思いますし、非常に直感的で音作りが楽しくなる要素ですね。

osc

フィルターも2基搭載されており、それぞれ23種類から選択可能です。

filter

プリセットは1,900種類とかなり多めなのが嬉しい。

音について


音の傾向は、太くて温かみがあるのでアナログシンセベースなどは絶品です。

その他、キックや生楽器の低域を補完するのにめちゃくちゃ向いてます。太い音なんですが、浮きまくったりはしないので馴染みやすいと感じました。

ベース音源以外にも使えなくもないですが、やはり重低音域特化の専用音源として使用することが最も適しています。餅は餅屋。

擦弦楽器モデリング機能搭載

string

擦弦楽器モデリングの「Karplus-Strong string synthesis」を搭載しており、オシレーターで選択可能となっています。

これによりギター弦のような鳴りを作成が可能。

極太のベースサウンドに物理モデルを組み合わせたりして、独特のベースサウンドを生成できます。

シンセ波形を減衰させたものとは明らかに異なる表現が可能。

例えば、弾く鍵盤の位置によって鳴りが全く異なる(上は細く下は太い)など、ギター弦の仕組みが再現されていたりします。

シンプルな音作りが可能になるEASY PAGEも用意

sub1

その他、操作する項目を減らしてシンプルに切り替える「EASY PAGE」も用意されています。

オシレーターやフィルターを操作する項目が減った分、音作りに集中できそうですね。シンセに慣れていない方などは、こちらの方がとっつきやすいかもしれません。

さいごに

非常に強力なベース音源ながら、どこか上品でジェントルです。

シンセベースは全て任せてしまいたいほど。

かなり使える音源なので、低域に迫力が欲しいという方は是非試して欲しいですね。

一度使うと離れられなくなるレベルの中毒性が高い低音です。

太い低域が欲しい方は絶対ハマるはず。

Rob Papen SubBoomBass 2

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