音源

パッド最強音源、DS Audio「Diversion」レビュー

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「音がキレイなシンセって何ですか?」と聞かれたら真っ先に思いつくシンセのひとつがDiversionです。

ヴィンテージアナログ再現を目指しているわけではなく、かと言ってEDMに振り切ってもいない、ある意味正当にシンセを進化させたひとつの答えがDiversionなんだろうなと感じるのです。

「プラグインの音に満足できない、俺はハードの質感が好きなんだ」っていうハードシンセ厨にも是非試して欲しいシンセ。

それではレビューしていきます。

Diversionとは

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Diversionのコンセプトは「電子音楽のあらゆるジャンルで使用することを想定した汎用性の高いシンセ」であり「スタンダードなハードウェアシンセの音質を完璧に実現」するというデベロッパーの自信に満ちたシンセ。

4OSC構造となっており、波形の種類は非常に豊富です。ベーシックなものから、ウェーブテーブル、手持ちのWAVなど幅広く使用できます。

wave

ウェーブテーブル波形は、ポインタで自由に波形を整形加工することも可能。

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オシレーターの充実度はもちろん、FM、RM、各種モジュレーターやアルペジエーターなど、通常シンセにありそうな機能は一通り揃っています。

GUIは大きく、1枚モノで視認性は良いです。ただ、シンセに慣れていないと少々とっつきにくい感じはありますね。パッと見難しそう。

オーバーサンプリング×8の音質が美し過ぎる

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Diversionを一言で表現すると「パッド系最強」です。パッドと言えばOmnisphere 2も好きなのですが、Diversionも最高です。Omhisphereは豪華、Diversionは美しいといった感じ。

アナログな質感ではなく、きめ細かい滑らかなデジタルな音。それでいてデジタルの”クセ”みたいなものがない。とにかく音が良いので、パッド以外のベーシックなシンセ音も上品に鳴らしてくれます。

しつこいようですが、パッド、ドローン、アトモスフィアが特に美しいのです。

ゼロエイリアシングとオーバーサンプリング

エイリアシング(折り返しノイズ)はゼロに限りなく近いレベルのオシレーターなので、高域までキレイに鳴るのが嬉しいんですよね。

特にオーバーサンプリング×8にすると、折り返しノイズを極限まで低減させることができるので、まさしく陶酔できるレベル。

気持ち良くてずっと弾いていたくなる感覚はハードシンセに近いです。

リバーブが美しい

Diversionの音の良さを支えているのがリバーブの質の高さ。きめ細やかでソリッドな音にマッチングしたリバーブが心地よさの秘密です。

負荷はかなり大きい

単音を鳴らしても大したことはないですが、オーバーサンプリング×8、ユニゾン×3で4和音を弾くとCPUが半分以上持っていかれますw

オーバーサンプリング「×2」の場合

×2

オーバーサンプリング「×8」の場合

×8

ウチの環境です。

OS・・・windows10 64bit    

CPU ・・・Intel Corei7 3.2G    

メモリ・・・32GB    

複数台立ち上げてゴリゴリ使うのは無理があるので、書き出しつつ使うと良いかと。やはり良いシンセは容量食いますw

さいごに

いかがでしょうか。

ちょっぴりマニアックなシンセですが、質はかなり高いです。拘って作り込みたい方、ハード並みの音質をお求めの方、是非一度お試しください。

美しいシンセパッドが欲しいという方は間違いなく買いでしょう。

ではでは。

DS Audio Diversion

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