音源

ゲーム音楽好きにオススメのコモドール64をモデリングしたシンセ【HyperSynth SIDIZER】レビュー

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伝説のPC、コモドール64をモデリングしたHyperSynth SIDIZERのご紹介です。

ゲーム音源といえばSuper Audio Cartが昨年リリースされたばかり。

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記事にも書きましたが、Super Audio Cartにもコモドール64は収録されてます。ってことで、SIDIZERは要らないかなーなんて思いつつ、デモったところこれがなんとも独特な良い音。即ポチってしまいました。(と言っても買ったのは去年)

Super Audio Cartも質感は良いのですが、サンプル音源なのでどうしても音作りの幅が狭いんですよね。その点、SIDIZERはしっかりシンセサイザーに仕上がっております。

ってことで、レビューします。

コモドール64とは

コモドール社が1982年に発売した8ビットのパソコン。ちなみに64とはメモリの容量(kB)です。全世界で1700万台を売り上げ、アタリやアップルと競い合ってた名機。らしい。

スペースハリアーやアウトラン、ニンジャウォーリアーズなどの人気タイトルも多数移植されました。

移植度は、今見るとチープな感じがしますが、当時としては頑張ってた方じゃないでしょうか。 あんまり詳しくないので、そこまで専門的な分析はできないですね、すいません。

 

入力レベルを上げてみる

 

コモドール64の音源部は、シンセサイザー顔負けの性能です。ノコギリ波、矩形波、三角波、ノイズを出力する3オシレーター構造で、それぞれに独立したエンベロープも付いており、オシレーターシンク、リングモジュレーターまでも搭載。

更には、ローパス、ハイパス、バンドパスフィルターも搭載しているので、多彩な音作りが可能。パソコンなのに音源部に気合入りまくりで、もう立派なシンセじゃんこれ。

音のキャラクターは、ゲーム音源とシンセサイザーの中間のようで、何とも良い感じです。コモドールの実機を知らなくても、ゲーム音楽好きはツボなんじゃないでしょうか。

そんなコモドールをプラグイン化したSIDIZERは、しっかり質感を再現しております。オシレーター、フィルターごとにD/Aタイプ(前期6581・後期8580)の切り替えも行えます。マニアックなようですが、しっかり変化がわかりますよ。

Commodore 64 の音源チップMOS SID 6581を調べた

ゲーム機の音で、しっかり音作り出来るシンセサイザーという、ありそうでないシンセなのです。

デモ

 

めっちゃ良い感じですね。ほどよく太い音だけど、丸く、耳に優しい音。

プラグインは実機にないリバーブなどが加わってキラキラしてますが、個人的にはエフェクト切った素の音の方が好みです。何とも言えない気持ち良い音が堪能できますよ。是非デモってみてください。

D/Aの質感がうまく再現されていて、あたたかみもあります。存在感があるので、音数が少なくても骨格を形成できそうな感じ。

とにかく質感が良いんですよね。独特な音で唯一無二感あります。

チップチューン界隈でも(こちらは実機が使われることもあるようですが)人気なのがわかります。 特にSID音源は「SIDチューン」として独特の盛り上がりがあるようで、SIDクラスタの方々の活動は時代を、国境を超えて(ヨーロッパを中心に)なおも継続中です。

興味がある方は、こちらのサイトが詳しいので読んでみてください。

CPU負荷

参考程度ですが、ノコギリ波4音鳴らしてみました。

当方環境です。

  • OS・・・windows10 64bit
  • CPU ・・・Intel Corei7 3.2G 
  • メモリ・・・32GB   

ずっと鳴らした状態

average

負荷は低いですね。しかし、

鳴らした瞬間の状態

 

realtimepeak①

鳴らした瞬間と、鍵盤をリリースした瞬間にrealtime peakが上がります。

かといって、使ってて支障はあまりないです。

参考までに。

さいごに

ゲーム好きで、シンセも好きって人には絶対オススメです。 ゲーム音過ぎず、シンセ過ぎない絶妙な感じ。良さが分かる人にはたまらないと思います。

チップチューンでの活躍はもちろん、手軽な操作性のシンセとしても良いですよ。$49(日本円で5,000円ほど )と安価。

ゲーム音源としても優秀ですが、十分普通に使えるシンセです。

ではでは。

HyperSynth