音源

【PR】Toontrack EZbassレビュー

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ベースが弾けないなら、ベーシストを雇えば良いじゃない。

超話題のベース音源、EZbassをレビューします。もうハッキリ言って凄いですこの音源。

EZDrummerに代表されるToontrackのEZシリーズは初心者からプロまで、音の良さはさることながら、その圧倒的な使いやすさが多くのユーザーに指示されています。

発表時点から話題になっていて期待値は相当高まっておりましたが、いやはやその期待値を更に上回ってくれました。

大げさではなく、音も機能もベーシストを雇うレベルの音源なのでコストパフォーマンは異常!

Toontrack EZbass

EZbassは、作・編曲時に発生するであろう多くの困難を排除するために設計された新世代のベース音源。

優れた音であることはもちろん「楽曲を作成するためのツール」としての完成度が極まっています。

特徴は次のとおり。

  • 2種類の5弦ベース(モダン&ビンテージ)を収録
  • 直感・シンプル操作でハイクオリティなベースが作成可能
  • 時短・作業負荷の軽減・クオリティを高いレベルで実現
  • キーボードやドラムのMIDIトラックからベーストラックのMIDIを自動生成
  • オーディオデータをMIDI化して編集可能
  • ベーストラックを作成するための様々なアプローチ
  • CPU負荷はそれほど高くない

それでは特徴的な機能を解説していきます。

ソングトラックの使い勝手が素晴らしい

いくら音が良くてもトラックが完成しなければ意味がないですよね。

EZbassは、「楽曲を作成するためのツール」だけあって、ソングトラックの使い勝手が素晴らしいです。

EZbass内でベーストラックのMIDI編集が行えます。ざっくりした使い方は次の通り。

  1. ジャンルごとにカテゴライズされた膨大なgroovesから視聴しつつ選択
  2. 選択したGroovesをエディターで編集する
  3. DAWに張り付ける

このわずかなステップでリアルで表現力に溢れたベーストラックが完成するというわけです。しかも編集も簡単であり高機能。

ソングトラックで編集したMIDIはDAWにドラッグ&ドロップ可能です。

楽曲に合わせてコードを調整

コードホイールでカンタンにコードを変更できるのが快適。ノートをひとつひとつ編集する必要はありません。

Edit Play Style

 

コードが決まったら細かい鳴り方、弾き方を調整していきます。

  • Octave オクターブシフト
  • Velocity ベロシティ
  • Amount 手数の多さを増やす/減らす
  • Damping 強く弾く/弱く弾く
  • Lenghe 音を長く/短くする

楽曲に合わせて細かい設定が可能です。MIDIノートを触らなくてよいのは本当に大きなアドバンテージ。聴きながら直感的に合わせればよいので楽。

リアリティを加える

生々しい打ち込みにはかかせない、スライドの追加や奏法のアレンジも簡単に行うことができます。

たとえばスライドさせたい場合。

対象となるノートを範囲選択してスライドボタンを押すだけ。

ワンクリックでスライドが完了です。オートメーションを書いたり、細かい打ち込みをする必要はありません。

エクスポートしてもこの通りしっかり繁栄されています。

また、1音階のみのスライドであれば鍵盤(ノート)同時押しでスライドになります。こういう細かいところの使い勝手が追求されてていいですね。

その他ノートごとの編集機能などまだまだ追い込めます。

ここまでやっても更に追い込みたい場合だけ直接編集という流れです。十分過ぎる…!

音について

プロのベーシストが弾いた高品質なベース音源をToontrackが精密にサンプリングしているため、非常に生々しくリアルです。

モダンは明るく抜けが良く腰のあるサウンド、ヴィンテージは柔らかで温かみのあるサウンド。

エレクトリックベースのほとんどをカバーできるのではないでしょうか。

MIDI生成機能

キーボードトラックや、ドラムトラックに打ち込んだMIDIファイルをドラッグ&ドロップで読み込んで、それに合わせたベースのMIDIデータを自動生成します。

キーボードモードは2種類。

ドラムモードは4種類から選択可能です。

それぞれオーディション(試聴)がついているので、聴いてみて合うものをDAWにドラッグ&ドロップするだけ。

Audio Tracker

オーディオデータをEZbassに取り込み、MIDI化し、編集することが可能です。

また、EZbassに直接生演奏のベースを取り込み、MIDI化することもできます。ベーシストやギタリストにはたまらない機能ではないでしょうか。

編集したデータはドラッグ&ドロップでDAWに取り込むことができます。

CPU負荷

負荷は概ねこれくらいです。

音色(設定)によっては少々高いものもありました。エフェクターの影響によるところが大きいようです。

計測環境は次のとおり。

  • CPU : AMD Ryzen 9 3900X Matisse [3.8GHz/12Core/TDP105W] 
  • メモリー : 64GB DDR4-3200
  • ストレージ  : Intel SSD 660p Series [M.2 PCI-E SSD 2TB]
  • オーディオインターフェイス:RME FireFace UCX(バッファーサイズ 512sample)

さいごに

ある程度音源を触ったことがある人であれば、使って5分でその凄さを実感できると思います。

もちろんベースの打ち込み方が分からない、フレーズが思いつかないという方には大きな戦力になりますし、スピードとクオリティを求められるプロの方にも時短音源としてワークフローの一部になるであろう音源です。

まだまだ多機能ですべてを紹介しきれませんが、あまりの完成度の高さに今後の楽曲制作のスタンダードになっていくことが想像できました。

イメージを素早く形にできる喜びを感じられるクリエイティブなベース音源です。

他のEZシリーズと組み合わせると、さらに効果を発揮することでしょう。

ではでは。

Toontrack EZbass

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