ArturiaからV Collection5が発表されました。
今回の進化はハンパないです。追加音源にシンクラヴィアが入ったのも嬉しいのですが、とにかく変わりました。
ざざっと情報をまとめてみました。
※2019年5月9日追記。現行はV-Collection 7になっています。
追加シンセ
Synclavier V
当時の価格で1億くらいしたというモンスターシンセ。シンセというより、DAWの環境を全部実機でやってるような感じ。マイケル・ジャクソンでお馴染み。小室さんも使ってました。
再生直後に鳴る音はまさに「Beat It」ですよねw
Piano V
まさかArturiaがピアノ音源作るとは意外でした。物理モデルのピアノ音源です。9種類のピアノ、マイクやリバーブ、EQ等も調整可能。
ピアノ鍵盤のKEYLABが活躍する日がついに来たかw
Stage-73 V
こちらも物理モデル音源。フェンダーローズエレピ。ペダルの詳細なエミュレートと、オリジナルのアンプを搭載。
B-3 V
こちらはオルガンの名機、B-3のエミュレート。ハモンドオルガンですね。
Farfisa V
ピンクフロイドとか、レッド・ツェッペリンとかが使用していたみたいですね。60~70年代のオルガンなのでビンテージ中のビンテージですね。
GUIの刷新、名前の変更、サウンドエンジン改良
こちらはARP2600 V。カラーリングがARP Odysseyに変わってますね。
大人の事情で名前が変更に
名前が変わったシンセもあります。「JUPITER-8V」が「Jup-8」になり、「Wulitzer V」が「Wurli V」になってる・・・なんかせつないなw
JUPITERを最初にソフトシンセにしたのはArturiaなのに・・・。
Jupか・・・なんて読むのこれ。
プリセットブラウザ搭載
Analog LABは別売りとなりました。その代わり新デザインのプリセットブラウザを搭載。シンセも増えて音色数は更に膨大になっていますからこれは有り難いですね。Auturiaっぽくないけど、これはこれでかっこいいw
リサイズ機能搭載
これは良いですね。しかも高解像度で縮小拡大してくれるみたい。
サウンドエンジンも改良されているとのこと
公式に問い合わせをした熱心な方がおられまして、サウンドエンジンの改良とプリセットも増えているみたいです。Vコレオーナーはもうポチるしかなくなってきてます。
さいごに
いやースゴイ。今回はスゴイ変化ですね。追加音源もさることながら、機能的に大幅な改革がなされています。
価格は通常$499のようですが、6月30日までが$399。Vコレユーザーは$199でアップグレード可能です。Vコレは1~4のどれでも$199の対象みたいです。
公式はログインするとユーザーによって提示される金額が違うようです。
UVIとシンクラヴィア対決させてみたいw
ではでは。