音源

【PR】AMPLE SOUND Ample China Dongxiaoレビュー

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意外と選択肢の少ない中国楽器音源。

今回は、圧倒的に中国を感じることができる中国伝統楽器 Dongxiao(洞簫)を再現した、AMPLE SOUND Ample China Dongxiaoをご紹介。

木管楽器のキモである幅広い表現を網羅し、使いやすくインテリジェントにまとめあげた、中国音楽を制作するなら持っておきたい音源に仕上がっています。

Ample China Dongxiao

Ample China Dongxiaoは、中国の木管楽器「Dongxiao(洞簫)」専用音源です。

Dongxiao(洞簫)は、中国・朝鮮の縦笛で、日本の尺八の祖先とのこと。

イメージとしては、フルートと尺八の中間のような質感です。

高品質なサンプルに加えて、豊富に用意されたアーティキュレーション、最大5段階のベロシティレイヤーが用意。

ノートの長さ(鍵盤を押している時間)を検出し、早い演奏した場合とゆったり演奏した場合に適した鳴り方を表現するインテリジェント・レガートシステムが掛け合わされることにより、非常にリアルな表現が可能となっています。

なお、英語と中国語表記の切替可能。

言語的な使い分けはもちろんですが、中国楽器だけあって、こちらの方が見た目の雰囲気は出ますね。

豊富なアーティキュレーション

ヘッドグループで10種類、ボディグループで14種類のアーティキュレーションが収録されているため、これらを緻密に活用できればかなりリアルな表現が可能となります。

アーティキュレーションはそれぞれ鍵盤に割り当てられていますが、画像をクリックしても切替られます。

広範囲にわたるため、鍵盤で切り替えつつ快適に演奏するためには、最低でも61鍵盤以上を用意する必要がありそう。

Insturument(モノ)モードとKeyBoard(ポリ)モードの切り替えができるのも良いですね。

かなり種類があるので、どこにどのような奏法があるのか把握するまで時間はかかりそうですが、極める価値は十分にあると言えます。

また、指一本で演奏が可能な、36種類のフレーズも収録されているので即戦力として、Dongxiaoの表現方法のお手本としても使えそう。

4種類のエフェクター搭載

グラフィカルなアナライザー付き最大8バンドのパラメトリックイコライザーをはじめ、コンプレッサー、エコー、リバーブが搭載されています。

それぞれが”とりあえずエフェクト付けときました”的な、簡素なものではなく、視認性も良く、キッチリと仕事をしてくれる印象のエフェクター群。

音について

Dongxiaoを鳴らすだけで中国を感じられるほどの存在感です。

上記にも書いたとおり、考え得る奏法すべてが網羅され、快適に演奏できるように設計が工夫されているので、アーティキュレーション切替をせずに弾いてもある程度は”それっぽく”聴けるクオリティは担保されていると感じました。

アーティキュレーションと強弱を付けた演奏及び打ち込みを緻密に行えば行うほど、Dongxiaoの真価が発揮されます。

情報量や存在感が求められるメロを担当させるには、うってつけな音源ではないでしょうか。

CPU負荷

Instrumentモード(モノフォニック)での負荷です。

モノ演奏することがほとんどだと想定されるため、こちらをご参考に。

計測環境は以下のとおり。

  • OS ・・・Windows10 64bit
  • CPU ・・・AMD Ryzen 9 3900X [3.8GHz/12Core] 
  • メモリ・・・64GB [DDR4-3200 16GB×4]
  • DAW・・・Cubase Pro 11
  • バッファーサイズ・・・512samples
  • サンプリングレート・・・44.1kHz

※CPU負荷は、音色や設定によって変化するため、あくまで参考程度にとどめてください。

さいごに

中国の伝統音楽はもちろん、モダンなサウンドに合わせた使い方にもハマる完成度の高い音源です。

デモサウンドを聴いてピン!と来た方、一度お試しを。

ではでは。

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