FM音源ってやっぱり音作り難しいですよね。
4OPのVOPMは音作りについては過去記事どうぞ。
音源に最初から入ってるプリセットも良いけれど、偉人達が作成した音色データをガシガシ使いましょうという話です。
プリセット大好き!
sysEXデータの活用
FM音源を使いたいとソフトシンセを買ったはよいけど、プリセットを聴いて、
「思てたんと違う!」な方には、sysEX(システムエクスクルーシブ)データの活用をオススメします。
「そうそう、この音!」ってなること請け合い!
MIDIの信号の種類のひとつであり、音源の機器固有の機能を制御するために使用される。データとしては16進数の「F0」ではじまり「F7」で終了する。
ソフトシンセではDAWがオートメーションでシンセサイザーの全てのパラメータを操作できるため、システムエクスクルーシブが使用される事はほぼ無い。 ハード音源では機器の性能をフルに使うためにはシステムエクスクルーシブで制御する必要があり、多用される傾向にある。 ただし、システムエクスクルーシブを扱うには16進数で難解なデータを打ち込む必要がある。
・・・なるほど、わからんw
sysEXでは色んなモノをコントロール出来るのですが、ここでは、有難~いFM音源の音色データが「sysEX」です。それをソフトシンセに読み込む事が可能なんですね。しかも無料。わぁい無料 あかり無料大好き。
sysEXをダウンロードしよう
拡張子は「~.syx」です。
ダウンロード出来るサイトを紹介しちゃうぜ。もちろん無料!
最下部近くの点滅している「syx」をクリックしましょう。ダウンロード始まります。
※右下のEmptyは違う音色ファイルですので使用出来ません。
青字になってる、「数字.syx」をクリックするとダウンロード始まります。
ソフトシンセ別音色デモ
Nativeinstruments FM8
ソフトシンセでFM音源といえばコレですよね。スクリレックスとかも愛用してるそうです。
公式から買えますが単品で買うともったいないのでKOMPLETEがオススメ。
夏にセール来る可能性は高いですね。
夏の半額セールが狙い目です!
Imageline Sytrus
FLちゃんでお馴染みのImagelineのフラッグシップシンセ的な感じでしょうか?すごく音デカイのは私だけ?Cubaseで使ってるからだろうか・・・。FLちゃんじゃなきゃイヤなんだろうか・・・。
公式から買えます。夏と冬にセールやる事が多いです。私は40%OFFで買いました。
Dexed
フリーソフト代表。マジでクオリティがハンパない!
無料です。マジです。
音良過ぎ!一番DX7の実機に近いのはコレかも。
ダウンロードはこちらから。
Binary downloadsの最新バージョンをクリックして下さい。
まとめ
このように、同じ音色データでも再現性、音源の特性が全く異なります。
そうだよこの音だよ!・・・と、1人でも多くの方に伝われば良いな。
もしくは、こんなFM音源の音もあるのね、と若い方にも伝わって欲しいです。
FM8が一番王道な感じですね。インターフェイスも優れてるし、そりゃ売れるわって感じです。
Sytrusはプリセットの辺りが悪かったのか、今回のデモはイマイチな感じになっちゃったw
音源自体凄く音が太くてキレイですし、中低域の太さもあるのでベースとかは良い感じに出ます。ただ個人的にインターフェイスがなぁ・・・。
何と言ってもフリーソフトのDexedが凄過ぎ。色々ソフトシンセのFM音源は持ってますけど、これは完全に実機クローンですわ。DX7(sysEX)の再現性もハンパないですし、D/Aの感じまで出てるから凄いんですホント。
今からFM音源のソフトシンセもしくはハードを買われる方は、是非sysEXの音の違いも参考にされて買うと良いと思います。