高品質、軽量、無料。
フリープラグインとは思えないコンプレッサーと各方面で評価の高いMolotをご紹介です。
インストールはしていて、じっくり使ったことなかったんですが、やっぱ良いですこれ。
アナログ系のコンプ持ってない人は、まずはココからで良いんじゃ?
※この記事は2020年1月16日に投稿されたものに、加筆修正したものです。
VladgSound Molot
トラックはもちろん、バスやマスターにも使用可能な品質のアナログコンプレッサーです。
ヴィンテージ感溢れるGUIなこともあり、何かのエミュレートだろうと思い込んでいたのですが、Molotは実機をモデルにしたプラグインではありません。
音質においては、ドラムバス「Neve 33609」、リードボーカル「Tube-Tech CL 1B」、マスターバス「Fairchild 670」と比較できると自信タップリ。
多機能
かなり多機能で、追い込んだ音作りができます。
効きも分かりやすく、アナログの味、空気感が付加されるので気持ち良い音になるんですよね。透明感なコンプではありません。
DRY MIX(原音をどれだけ混ぜるか)も搭載されているので、パラレルコンプも容易です。
パラメーターが結構多いので、コンプがよく分からない人は、最初ちょっと使い方に戸惑うかもしれませんが、視認性・操作性が良いので、音を鳴らしながら操作していけば慣れるはず。
プリセット
プリセットは15種類用意されています。どれも実践的な設定なので使えます。使用する目的に応じて、当てはまるものを選び微調整でそれっぽくなります。
負荷について
負荷はめちゃくちゃ軽いです。
アップサンプリング1倍
アップサンプリング8倍(最大)
8倍だとかなり滑らかに効くので、この負荷なら気兼ねなく使用していけますね。ちなみに容量もWindos版で11MB(解凍後)と小さいのも◎。
Tokyo Dawn Labsが開発を継承
現在はTokyo Dawn Labsが開発を引き継いでおり、有償版としてMolotがリリースされています。
さいごに
その辺の有償コンプレッサーを蹴散らすクオリティですね。
負荷軽い、高品質、無料と3拍子揃ったプラグイン。
オススメです。