Acustica Audioのフリープラグイン、英国製(Neve)チャンネルストリップのエミュレーション「Cerise」をレビューします。
昨年のクリスマスプレゼントとして配布が開始され、2月14日まで無償配布されているので、まだの方は要チェック。
Acustica Audio Cerise
チャンネルストリップだけあって様々な機能が搭載されているため、トラックやバスに立ち上げて音作りを追い込むことが可能。
以下の構成です。
- ステレオイメージャー
- 3バンドEQ
- コンプレッサー
- プリアンプ
Acustica Audioをよく知る人であれば、有償製品の素晴らしさを知っていると思うので、どうしても比較してしまって、Ceriseを使用してもそこまで感動するクオリティではないでしょう。
しかし、それはあくまでAcustica Audioの有償製品との比較であって、プラグイン単体で評価するとなると話は違います。
品質、見た目ともに、普通に売られていてもおかしくない、無料で配布されていること自体に感謝したい、と思うレベルではないかと。
エフェクターをたくさん持っている場合は必要ないかもですが、あまりエフェクターを持っていない方や、チャンネルストリップを使用したことがない、Acuastica Audioの製品を使ってみたい、という方には「とりあえず入れておけ」と言えます。
個人的にはグッと存在感がでるプリアンプの質感がとても自然で気に入ってます。
CPU負荷
Acustica Audioの中では、負荷は軽い部類。
計測環境は以下のとおり。
- OS ・・・Windows10 64bit
- CPU ・・・AMD Ryzen 9 3900X [3.8GHz/12Core]
- メモリ・・・64GB [DDR4-3200 16GB×4]
- DAW・・・Cubase Pro 11
- バッファーサイズ・・・512samples
- サンプリングレート・・・44.1kHz
- ビット解像度・・・24bit
- オーディオインターフェイス:RME FireFace UCX
さいごに
無償配布は2021年2月14日までとなっているので、欲しい方は貰い忘れないように。
専用アプリケーション「Aquarius」をインストールし、ダウンロードしてください。
ではでは。