エフェクター

サウンドに「温かみ」「やわらかさ」を与えるアナログライクなプラグインデベロッパー【Goodhertz】

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先日、Computer Music Japanにて紹介させていただいた、アメリカのデベロッパー「Goodhertz」のプラグインのデモ版を使わせてもらったのですが、めっちゃ気に入ったのでレビューしたいと思います。 

まだまだ日本ではあまり使われていないような気もしますが、beatcloudにて国内販売も開始されるので、参考になればいいなと。

いくつかプラグインをピックアップしてレビューするので、是非読んでみてください。

「わしゃビンテージっぽいGUIしか使わんのだ!」なんて言って見た目だけ判断すると損するプラグインなのですw

 

Goodhertzとは

multihertz

Goodhertz社とは?

 

2014年に設立されたアメリカのカリフォルニアのオーディオソフトウェア開発社です。

 

“Simple Interfaces&Good Audio”をモットーにプロデューサー/エンジニア/ミュージシャン皆に愛されることができるプラグインを製作しています。

既存のハードウェアの良さを意識しつつ、あえてシンプルに使い勝手を優先したプラグインデザインが特徴です。

出典:beatcloud 

まず放っておいても注目してしまうのが、女子ウケしそうなカワイイGUI。あえてハードウェアを模したGUIにはせず、シンプルポップにしているとのこと。この部分は思いっきり好みが分かれそうであります。

で、偏見たっぷりな解釈でアレなんですが、こういうGUIのプラグインは個性が強過ぎたり、今までにない特殊で新しいベクトルなものが多いんですよね。

じゃあGoodhertzのプラグインはどうかというと、超アナログ臭てんこ盛り。これは完全に想定外でした。もうそんじゃそこいらのハードウェアの皮を被ったデジデジエフェクター各位を駆逐する勢いがあります。

 

60〜70年代のサウンドと言ったら伝わりますでしょうか、とにかく温かみがあって柔らかいサウンドです。 ファンク、AOR好きならハマる音ではないかと。

しかも、わかりやすく、直感操作できるのが非常にグッド。エフェクターをよく知らない人にもすぐに使えるようになるんじゃないか、と思えるほどシンプルです。

特徴

plugin

Goodhertzのプラグインの特徴をとりあえずまとめてみます。

・各パラメーターが数値表記されていて、見やすく、理解しやすい

・波形表示があるので、パラメーターがどういう働きをしているのかわかる

・最大値にしても破綻しない音作りに留めてあるので思い切って使える

・挙動が非常になめらか

・CPU負荷は普通(一度にたくさん立ち上げると不安定になる)
・直感的に使える。ほぼマニュアル不要 

・簡単に温かみあるサウンドが実現できる

 ぼく自身がヴィンテージハードウェアを模したGUIに囚われ過ぎてるせいもあるのですが、最初馴染めないと感じたGUIも、一度触るとシンプルで視認性が良いことに気が付きます。

 

エフェクターの数値って知識がないとなかなか働きが理解できなかったりしますが、例えば0~100%などの誰にでもわかりやすい数値が使われていたりするのが好印象。で、波形表示を見つつ触っていけば効果もすぐに体感できます。

 

見た目のシンプルポップさと、出音のアナログ感のギャップがすごくて、余計にアナログ感を感じてしまうのかもしれません。

Wow Control

テープエミュの「Wow Control」です。様々な効果を表現できる面白いエフェクトです。

個人的には色付け目的で、ANALOGの「Color」と「Saturate」をグイッと揚げるのが気に入ってます。心地よい倍音が加わって、ほどよく重心が下がり、音に厚みが出るんですよね。

 まずは、Vulfpeckの曲を聴いてみてください。

ザ・ビューティフル・ゲーム
The Beautiful Game

かっこええ!と思った方はもう絶対Goodhertzおすすめ。こういう感じの温かみのあるアナログサウンドが再現できるのです。ってか、このDean Dawnが収録されたアルバムThe Beautiful Gameのほとんどの曲で「Wow Control」が使われているのです。

Vulf Compressor

「Vulf」の名が冠しているようにVulfpeckと共同開発したコンプです。Vulfpeckはマスターコンプに使用しているそうですが、トラックに使ってももちろん最高です。

 

このコンプが業界のサウンドメイキングの流れを変えないのなら、私たちは売ったりお勧めしたりしない、それくらいの信念を持っています。

~Vulfpeckリーダー Jack Stratton~

 

この意気込みが素晴らしいですね。

これくらいの気持ちで作られたコンプなのですよ。でも確かに個性的でいい音がします。ドラムトラックにVulf Compressor→Wow Controlと挿せば、気分はもうVulfpeckです。 

Faraday Limiter

現代のピークリミッターは無色透明なものがほとんど。それにデジタルリミッターに過度な入力をしてもノイジーに歪んでしまうだけ。

そんなつまらないリミッターばっかりだから、超気持ちいい味付けをする個性のあるリミッターを作ってやろうじゃないの!というコンセプトから、アナログ機器のトランス回路をエミュレートしているのです。

スレッショルド(THRESH)を下げていくと、スカッとした抜けの良いサウンドになります。めちゃ気持ちいです。

で、VIBEの部分、「Color」と「Warm」でスカッとし過ぎたサウンドに温かみを加えることができるわけです。なのでFaraday Limiterだけでもアナログ音作りはできるのですが、先述のWow Ctrol、Vulf Compressorと組み合わせるのがすげー良いです。スネアとかハイハットとか超気持ちいいw

 

さいごに

いかがでしょうか。

決して万能なプラグインではないと思いますが、使い方次第では柔らかで温かみのあるアナログ感を加えるプラグインとしても様々なシーンで活躍しそうです。

主に色付けや音作りに注目してきましたが、フィルター系のプラグインも挙動が非常に滑らかで自然です。こういった部分もアナログの感度が高いと言えますね。

こういう音が欲しかった!って方は、Goodhertzでショートカットしましょう。

ではでは。

GOODHERTZWow Control GHZ-0030 V3 発売前予約販売特価

GOODHERTZVulf Compressor GHZ-0002 V3 発売前予約販売特価

GOODHERTZFaraday Limiter GHZ-0007 V3 発売前予約販売特価

 

GOODHERTZ | beatcloud | オーディオ制作ツール、ソフトウェアの販売サイトGOODHERTZ | beatcloud | オーディオ制作ツール、ソフトウェアの販売サイト
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