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【PR】「弁護士で作曲家の高木啓成がやさしく教える音楽・動画クリエイターの権利とルール」レビュー

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音楽活動をやっていく上で「法律」は避けて通れないことは分かってはいるが、実の所よく分からないという人は多いはず。

著作権や権利などのルールをしっかり知っておくことで、トラブルを未然に防いで自分を守る、活動の幅が広がることは何となく想像がつくのではないでしょうか。

ただ、法律となると専門性が高いこともあり、ググっても欲しい情報に辿り着けない、または信頼性が担保されておらず、結局よく分からないままに…という経験をしたという方もいるかもしれません。

では、法の専門家が全員音楽に強いかと言うと、そうではないでしょう。

そこで、今回ご紹介するのが弁護士で作曲家の高木啓成先生が書かれた本「弁護士で作曲家の高木啓成がやさしく教える音楽・動画クリエイターの権利とルール」です。

音楽でメシを食べるすべての方、また趣味で安全に楽しくクリエイターライフを送る方全員が必読の書。

ポイントをおさえつつご紹介するので、興味のある方は是非さいごまで読んでみてください。

弁護士で作曲家の高木啓成がやさしく教える音楽・動画クリエイターの権利とルール

タイトルの通り、音楽・動画クリエイターすべての方は読んでおいた方が良い本です。

特に、以下の内容が気になる方は買って損なし。

  • 音楽がお金になる仕組みを知りたい
  • JASRACってどうなの?
  • YouTube収益化について
  • 編曲者の権利
  • これは盗作?
  • 各種契約書について

これはほんの一部に過ぎませんが、どれも気になるところではないでしょうか。

※目次は加除出版のサイトで確認できます。

全体を通して”無駄なことは書かれていない”と思うほど内容は洗練されていますが、それでも時間がないという方は、まずは目次を見て欲しい部分を読んでみるというだけでもめちゃくちゃ勉強になるはずです。

 

ゆにばす
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当然ですが、ググった情報とは精度や信頼度が違いますよね。

高木弁護士ってどんな人?

高木先生は弁護士でありながら作曲家という大変稀有な存在で、音楽法律の専門家であります。

本業は弁護士とのことですが、メディアへの出演や、アイドルへの楽曲提供も行うという多才な方。

まさにこんな人に音楽の法律の話を聞きたかった!と思える方ですよね。

そんな方が書いた本ですから、プロの音楽家としてのさまざまな事例や立場を盛り込んだ業界随一の説得力を持つ書籍ではないでしょうか。

動画・音楽関連企業、ゲーム会社、タレント事務所、デザイン事務所などをクライアントとし、著作権法を中心とするエンターテイメント法務を取り扱う。テレビ出演、新聞・雑誌・インターネットメディアへの寄稿、企業・団体の勉強会やクリエイターのイベントなどでの講演も積極的に行う。第二東京弁護士会所属。作曲家として、主にアイドルへの楽曲提供を行っている。

「Just a moment」HKT48 作曲
「憧れで終わらせるな」桃色革命 作詞・作曲・編曲
「恋は溶けてくIceCream」桃色革命 作詞・作曲・編曲
「夢見がちCONFLICT」アオハルクエスト 作曲・編曲
「こっちおいでshowtime!!」てぃんく♪ 作曲・編曲
その他多数

※弁護士で作曲家の高木啓成がやさしく教える音楽・動画クリエイターの権利とルール より抜粋

Twitter(@hirock_n

渋谷カケル法律事務所

すべてのクリエイターに必要な情報を網羅

シンガソングライターやトラックメイカーなどの作曲家であれば、どのようにマネタイズをしていくのかが気になるし、アレンジが主体の編曲家であればYouTubeなどにアップロードする際の権利関係が気になる、と言ったように人それぞれ知りたいポイントが違うわけです。

そして何かしら活動をしてけば、上記のように立場が異なる者同士が作品を作っていくことになるわけで、相手の立場を考えた上での依頼する内容も考えなければなりません。

本書では、作・編曲家などの音楽制作者、楽器演奏がメインのプレイヤー、歌ってみたなどの歌い手、そして動画編集者やゲーム実況者などなど…あらゆる方面で役に立つであろう法律の基礎に触れているため、網羅的に学べます。

一見自分に関係ないように感じる知識を得ることで、新たな活動のヒントになったり、クライアントへの提案のアプローチも変わってくることでしょう。

基礎的な法の知識が有る・無しで印象や信頼性は大きくかわってくるので、常識としておさえて置くことも非常に重要ではないでしょうか。

クライアントへ迷惑をかけることがなくなることはもちろん、法を犯すような相手の無茶な依頼などのトラブルからも身を守ることができます。

とても詳しく書かれているが、読みやすい

法律書はどうしても難しいイメージがありますが、本書はほっこりする可愛いイラストが使われていたり、特に重要な部分は太字表記してあることや、全体的に文体が柔らかいため頭に入ってきやすいのもポイント。

いくら正しいことが書いてあっても理解できなければ意味がないので、これはとても大切な部分ですよね。

あとは、高木先生はやはり音楽家なので、実践に基づいた知識やアドバイスが散りばめられているんですよね。

法律とともに、知っておくべき知識も同時に得ることができる副産物としての価値も見逃せないポイントなのではないかなと。

 

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本の端々からクリエイターを応援している姿勢がビシビシ伝わってきますよ!

さいごに

クリエイターとして活動している方であれば、知りたいこと、何かしら気になっていることは一通り網羅されているのではないかと思います。

また、思いも寄らないところで自身が痛い目に合わないためにも知っておいた方が良いこともたくさん書かれているので大変勉強になりました。

本当はダメだけど、グレーになっているだけ…という事案はネット上に山のようにありますから、知っていることと知らないことでは大きな差があるということ。

世界的なパンデミックにより音楽業界も激変しています。

これから最も大切になってくるであろうセルフマネジメントを充実させていくために、プロはもちろん、すべてのクリエイター必読。

ではでは。

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