道具に何を求めるのか。
良い結果はもちろん、効率や充実感も重要なファクターです。
そう考えると、道具への向き合い方って難しいと思うんですよね。
そんなわけで、このようなツイートをしました。
ひとつの道具を極めてブレイクスルーを狙うか、新しいものを試しまくって新たな可能性やテクノロジーの恩恵を受けるかはどちらも大切。ただ、どちらが効率が良いのか、どちらが満足度が高いのかは人それぞれだし、とても難しい問題だと思う。自分自身が見極めることがとても大切なんじゃないかな。
— ゆにばす(シンセサイザー/ゲーム音楽) (@universe_ex) September 30, 2020
まぁ好きにやれば、という感じの話でもありますがちょっと深掘りしてみます。
同じものを使い続けるのと、新しいものを使うのはどちらが良いのか
ひとつの道具を極めてブレイクスルーを狙うか、新しいものを試しまくって新たな可能性やテクノロジーの恩恵を受けるかはどちらも大切。ただ、どちらが効率が良いのか、どちらが満足度が高いのかは人それぞれだし、とても難しい問題だと思う。自分自身が見極めることがとても大切なんじゃないかな。
同じものを使うということ
同じものを使い続けるメリットは、使いこなすことで道具のポテンシャルを最大化できるところです。
極めると、道具の本来の使い方を超えたりもしますよね。
レイ・ハラカミ氏がSC-88PROを使いこなすレベル…とまではいかないにしても「人馬一体」となった姿、人がひとつの道具に向き合う姿は、自分もそうありたいと思わせる魅力があります。
ただ、同じやり方に固執して変化がないと、新たな可能性を得られるチャンスを失い、時代の変遷についていけなかったり、テクノロジーの恩恵を受けられないこともあるかもしれません。
新しいものを使うとうこと
新しいものを使うことのメリットは、新たな発見があったり、現状よりも更に自分に合うものに巡り会える可能性があるということ。
道具は時代とともに進化していくため、便利なものを使うことで、快適になり結果的にクリエイティブに繋がることもあるでしょう。
中田ヤスタカ氏は慣れ親しんだWindowsからあっさりMacに乗り換えたり、モバイル環境とデスクトップ環境の操作性の差異をなくすために、トラックパッドを使用するようになりました。
これはある種のすごい拘りです。道具に自身を最適化しているような印象すら受けます。
ただ、新しいものを使うということは、修練する時間を要するということで、効率が落ちたり、遠回りになる可能性もあるわけです。
多忙な時なんかはなかなか難しいですよね。
自分自身を知ることが大切
結局は人それぞれなので、見極めることが非常に大切だと思います。
例えばシンセは同じものを使うけど、DAWは乗り換える、という人もいるでしょう。
これぞ!というモノに出会えたらそれはとても幸運ですが、その後も更なる出会いもある可能性がありますからね。
さいごに
ぼく個人は、新しい道具が大好きな反面、導入を面倒臭く感じてしまう時もあります。
なので、意識的に新しいものを取り入れようと行動するように心がけてる感じ。
行動すれば楽しい気持ちはついてくるし、試してみないと道具の良し悪しも分からないので、やっぱり試すのが自分の中では正解ですね。
ちなみに、トラックパッドそんなに良いのかな?と思って導入した過去がありますが、全く合いませんでした。
ではでは。