エコとかそんなんじゃないよ。
PCのUSBポートにポン挿しするだけで電源供給までしてくれる、バスパワータイプのデバイスは非常に便利です。
が、やり過ぎはよくないのでオススメできません。
そのあたりのお話です。
バスパワーデバイスの使い過ぎはよくない
DTMerが使用するデバイスでいうと、MIDIキーボードやオーディオインターフェイスには、USB接続でPCから電源供給を受けるタイプ(バスパワー)と、電源が別になっているタイプ(セルフパワー)がありますよね。
便利で楽だからと言ってバスパワー電源を使いすぎると、PCパフォーマンスが落ちます。
特に書き出し作業など、PCに負荷がかかる際に顕著に表れるので注意が必要。
モバイル環境で作業したことがある人は分かると思うのですが、USBハブ挿しただけでも充電の減りが加速しますよね。
人気のオーディオインターフェイス、Steinberg UR22mkⅡはバスパワー駆動可能(iOSデバイスは別途電源必要)。
M-Audio Keystation Mini 32 Ⅲなどはバスパワー駆動専用です。
M-AUDIO ( エムオーディオ ) / Keystation Mini 32 III
このように、バスパワー駆動は非常に便利であり、配線も少ないので楽で見た目も取り回しも良いのですが、数が増えすぎると電源不足による弊害が起こります。
セルフパワーのデバイスを使おう
MIDIキーボードや、マウスくらいは良いと思うのですが、なるべくセルフパワーのものを使用してPCに負荷をかけないようにしたほうがパフォーマンスに影響が出ないのではないかと思います。
ひとつひとつは問題ないとしても、ドングルや、外付けハードディスクなども含めると、PC電源にかかる負荷はチリツモで大きくなっていく。
上記のUR22mkⅡなどはバス/セルフパワー併用なので環境に応じて選択出来て良いですね。
プロアマ問わず、ノートPC環境の方も多いと思うので、そういった場合は余計に電源不足に陥りがちですが、せめて電源がとれる環境では分散を心がけたいところ。
USBハブもセルフパワーおすすめ
なので、電源を使える環境の場合は、USBポート付属でハブを増やす時もセルフパワーのものがオススメ。
USBポート増やすために電源を犠牲にするのは精神衛生上もよろしくないです。
さいごに
動くからいいや、と考えているとPCのパフォーマンスを落としている場合もあります。気を付けましょう。
電気代も気になるところですが、制作にかかる見えないストレスを考えると、惜しむべきではないのかなと思います。
ではでは。