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コンプレッサーの使い方を学ぶならFabfilter Pro-C 2がオススメって話

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数あるエフェクターの中でもコンプレッサーを”使いこなす”のは非常に難しいとされています。

何が難しいかというと、ざっくり次のような感じではないかと。

  • スレッショルド、レシオなどのパラメーターの意味・使い方がわからない
  • 真空管タイプ、VCAタイプなど種類が多くどれを使ったらいいかわからない
  • トラック用、マスタリング用などの違いがわからない

とにかく、専門用語が多めなんですよね。

シンセにもアタック、リリースという概念はありますが、コンプレッサーにも同じ文言があり、内容が異なる・・・もうこの辺で迷子になる可能性高し。

そんなコンプレッサー迷子、わかってるフリして本当はよくコンプがわからないって方にオススメしたいのがFabfilter Pro-C 2です。

Pro-C 2を導入することでコンプレッサーの基礎知識が習得可能です。

基礎的なパラメーターはほとんどのコンプレッサーに共通しているため、まずはここを理解することで、使いこなしの第一歩になるし、他のプラグインにも応用が利くようになります。

さらには圧倒的な視認性の良さによる「コンプレッサーがどのように動作し、音がどのように変化しているか?」を把握可能な点も重要な要素。

そんなこんなで、弱点を見つける方が難しいくらい便利で使えるコンプレッサー、Pro-C 2のご紹介です。

※この記事は2019年7月17日に投稿されたものに、加筆修正したものです。

FabFilter Pro-C 2

視認性が良いとされるコンプレッサーはいくつかありますが、その中でも屈指の視認性を有した、モダンで高品質なコンプレッサーです。

様々な個性を持つ8種類のキャラクターを選択可能で、非常に汎用性が高く実践的。

豊富なプリセットも用意されていおり、使えるものが多いため、切り替えつつ、視覚的にセッティングの勉強するのも良いですね。

パラメーター詳細調整が「わかりやすい」だけではなく、しっかりと追い込んだ音作りも可能なので、中級者以上の方には時短ツールとなるのではないでしょうか。

パラメーター操作で何が起こっているのか分かる

Pro-C 2が最も優れている部分がここです。

スレッショルド、レシオ、アタック、リリース、ニー、レンジといった、基本的なコンプレッサーの挙動が、どのように作用しているのか、それによりどう音が変わったのか、視覚・聴覚的に把握できます。

音を鳴らしつつパラメーターを変化させることで、波形がどう変化するのか、音がどう変化するか、それぞれの役割が理解できるはず。

視覚・聴覚を同時に確認することで理解も早くなるし、慣れてしまえば短時間で目的の音に到達させらるようになるんですよね。

わかりやすいだけではない、多機能・高品質

M/S処理、サイドチェインEQなどかなり多機能なため、トラック・バス・マスタリングとあらゆる用途で活躍できる、いわゆる万能タイプ。

品質においても、全く文句なしで、モダンでありながら様々なキャラクターを使い分けできる点も秀逸です。

8種類のキャラクターを搭載

  • Clean
  • Classic
  • Opto
  • Vocal
  • Mastering
  • Bus
  • Punch
  • Pumping

以上8種類から選択が可能。

上記の順番通りにドラムトラックに通してみました。最初がDryです。

パラメーターはデフォのままで、キャラクターだけを変更してみました。

全体的にモダンでスッキリな味付けですが、かなり違いがありますよね。

CPU負荷

どんなに音が良かったり性能が良くても、負荷が高過ぎると使わなくなってしまうもの。

そんな心配はご無用、どんな環境でも問題なく使用できるレベルでPro-C 2の負荷は非常に軽いです。

オーバーサンプリングは、最大4倍まで使用可能ですが、それでもこれくらい。

トラック、バス、マスターに積極的に立ち上げられますね。

設定により多少の差異はあるものの、概ね違いはありません。

計測環境です。

  • OS・・・windows10 64bit    
  • CPU ・・・Intel Corei7 3.2G    
  • メモリ・・・32GB   
  • DAW・・・Cubase Pro 10.5
  • Audio I/O・・・Solid State Logic SSL 2
  • バッファーサイズ・・・512samples
  • サンプリングレート・・・44.1kHz

さいごに

何事もそうですが、知識が深まればテクニックも面白みも増します。

基本動作を理解することで、今までうまく使えなかった手持ちのプラグインでさえ使えるようになったり、評価が変わるかもしれません。

そいういう意味でも、分かりやすいプラグインを使ってみるというのは非常に大切だし、早道です。

楽曲のクオリティアップはもちろん、新しくリリースされるプラグインは何が違うのか?そういったトレンドにも反応できるようになるという副産物も得られます。

 

ゆにばす
ゆにばす
知識があるとコンプレッサーがリリースされたときにみんなと一緒に(*´Д`)ハァハァできるよ!

ではでは。

Fabfilter Pro-C 2

Pro-Q 3、Pro-Rとのバンドルもオススメです⇨Essentials Bundle

https://synthsonic.net/archives/fabfilter-pro-l-2%e3%83%ac%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc.html

https://synthsonic.net/archives/%e8%a6%96%e8%aa%8d%e6%80%a7%e3%81%ae%e8%89%af%e3%81%84%e3%83%aa%e3%83%90%e3%83%bc%e3%83%96%e3%80%81fabfilter-pro-r%e3%83%ac%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc.html