もっと色んなDACエミュが出れば良いのに…。
AKAIの名機サンプラーS950のAD/DAを再現した、INPHONIK RX950レビューします。
実機は現在も愛好家の多い説明不要レベルの名機であり、独特でありながら、一聴して良い感じと思えるサウンドが特徴です。
実機を中古で買う⇨アウトプット⇨DAWに戻す、なんていう作業をすることもなくプラグインで一発解決できますぞ!
※この記事は2020年1月21日に投稿されたものに加筆修正しました。
RX950
AKAI S950は、ローファイな12bitのサウンドが特徴です。
ITBの問題の一つであるデジタル過ぎる音を、ローファイにして温かみを出したいという場合に使う、というのが主な使用方法でしょう。
極端な音作りとしての過激な歪みから、質感のみを変化させる使い方まで柔軟に対応可能。
どちらかというと、質感を目的として使用する方が向いているのかな、と思います。
ビットクラッシャーの様に、素材をノイジーに破壊するものとは異なり、あえて、古さを出す、抜けを悪くする、そんなイメージですね。
使い方はカンタン
主に操作するのは[AUDIO BANDWIDTH]と[FILTER]。
これらを操作して好みのローファイな感じに仕上げていきます。
加えて、モノラルに変換する[MONO]スイッチも付いているのも良いですね。
チップチューンにおすすめ
チップチューン音源や、それっぽい雰囲気を出したい場合にハマるのではないかと思います。
個人的にはVOPMやMagical 8BitPlugなどに使うと「おお!実機の音や!」となる人もいるんじゃないかなと感じました。
[AUDIO BANDWIDTH]で周波数を下げると、他のエフェクトにはない独特の質感を得られます。
ちなみに、同社のFM音源プラグイン、RYM2612はDACエミュレーションを搭載していますね。RX950の技術が生かされているのかもしれません。
さいごに
単純に古臭い音になるというわけではなく、RX950ならではの質感に変化します。
モダンなドラム音源やループサンプルに使用して、ローファイな素材を作ったりとかも簡単に出来るのが良いですね。
価格も安いし、負荷も軽いです。
ではでは。
