音源

Sylenth1とかいうすごいシンセ

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Sylenth2マダー?

Sylenth1について、普段思っていることをつらつらと書いていきたいと思います。

もう古いシンセですが、未だに人気絶頂の名機です。

Omnisphreがシンセ界のラオウなら、Sylenth1はシンセ界のトキ()

LennarDigital Sylenth1

リリースされたのは2007年なので、もう12年が経過しておりもうすぐ13年目。

それでいて未だに人気というのがまず凄い。ランキングでも常連です。バケモノ。

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人気の理由

主な人気の理由は次のとおりではないかと。

  • 音が良い
  • 軽い
  • 使いやすい

音が良い

何を持って音が良いのかという議論はありますが、パッと聴いた感じで良い音だと感じる人は多いと思います。

どちらかというとモダンな音でEDM向けですが、シンセサイズ能力は高いので、余程のアナログ感を求めなければSylenth1だけで事足りることは多いでしょう。

軽い

道具として音の次に重要なのは軽さや安定性です。いくら音が良くても重たければ環境を選ぶし、使えない場面も出てきます。

Sylenth1は最も軽いシンセのひとつなので、どのような場面でも安心して使用することができるんですよね。

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使いやすい

視認性が非常に良く、複雑な機能がないので使いやすいです。

かと言って、表現の幅が狭いわけでもありません。プリセットも豊富(2,500種類)。

無駄な進化をしない

Sylenth1はバーチャルアナログシンセです。ウェーブテーブルやサンプルなどは一切使用していません。

ここ数年Serumの登場でスタンダードになったウェーブテーブルの実装もあるのか?と思ったこともありましたが、もうここまで来ると要らないんじゃないかなと。

大きな進化は必要ないですよね。変わらないことが最適解ということもあるわけです。

セールの頻度は低い

年に1回くらいのペースでセールの可能性はあります。

不定期なので予想が難しいのですが、ブラックフライデーもしくはクリスマスの可能性が高いですね。

ある意味、いつ買っても損した気にはならないので、ユーザーの満足感は高いのではないでしょうか。

大幅値引きやセール頻度が高いのもユーザーにとっては嬉しい部分もあります。ですが、ブランドを保持する為、息の長い製品になっていく為には、できればセールはやらない(少ない)ほうが良いでしょうね。

さいごに

レッドオーシャンな世界でロングセラーでトップに君臨していることがどれほどに凄いことか。

音源方式を増やしていない分、音作りの限界はあります。最近ではSerumの台頭があり、少々押され気味な感もありますが、ここまで来たら変わらないで欲しい。

Sylenth2になって「ウェーブテーブルやドラムシーケンサー実装しました!その代わりちょっと重いです!」なんて言われても「そんなのSylenthぢゃない!!」ってなるだけですw

そして、Lennar Digitalからリリースされているのは、Sylenth1しかないというのも驚愕の事実でしょう。12年前にひとつの答えとなる最高のシンセを作ってしまった天才に脱帽。

音が好きであれば導入してもきっと後悔のないシンセだと断言できる、数少ない製品です。

Lennar Digital Sylenth1

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