機材

Roland JV-880 レビュー【DEMOあり】②

スポンサーリンク
   

※本サイトでは、アフィリエイト広告を利用、またはプロモーション記事が含まれている場合があります。

ハードシンセ最高!(ソフトも好きよ)

20140910012809829

Roland JV-880 レビュー【DEMOあり】①

前回↑に続きましてシンセ音色等。

やっぱり気になるシンセ系音色

Analog Brass

Soft Lead





Touch Lead


Analog Bass

JP-8 Strings

パフォーマンスの音色からリード。ちなみにトーンは3つ重ねられてます。

Syn Lead

シンセ系は時代の音って感じですね。D-50からJV-1080までの進化の過程の味付けです。足して2で割ったような感じでしょうか。JVというイメージで聴くと「ン?」となりますね。どうしても1080以降の音を想像しますので。

音作りについて

シンセサイズ機能も自由度はそれほどではありませんが、音作りも出来ます。

なにせ、視覚的に情報がひとつずつしか把握出来ないので、今となってはやりづらいです。

ですが、ひと通り機能は揃ってます。

20140910012810114

ざっくりですが、

●フィルターはローパスとハイパスの2種。効きはイマイチ。

●アナログフィールデプスがついてる(わざとピッチをランダムに不安定にしてゆらぎ感を出す)。

●LFO2基搭載。

●ポルタメント

●エフェクトは空間系(リバーブ・ディレイとコーラスのみ)

●パフォーマンスモードではトーンを8音まで重ねる事が可能。だけど同時発音数が少ないのであまり重ねられない。ちなみにトーンは最大4つのウェーブフォームを使用可能。

※ウェーブフォームを最大4つまで重ねるのがトーン。トーンを最大8つまで重ねるのがパフォーマンス。


拡張性について

SR-JV80シリーズのエキスパンションボードと、SO-PCMシリーズのカードを1枚ずつ搭載可能ですが、現実問題PCMカードは手に入りにくいので、拡張はエキパンのみと考えた方が無難です。

20131222234303400

ここでひとつポイントとして、スペックの項目で触れたように、音の傾向はブライトですので、同じエキパンでも例えばXV-5080に挿した場合と、JV-880に挿した場合では出音が違います。出口までの部品が違うから当然といえば当然なのかもしれませんが。

pianoのボードで試してみたところ、JV-880に挿したときに比べて、やはりXV-5080はマイルドに感じられました。これは好みだと思うので、拘りのある方は使い分けると面白いと思います。

エキパンを使用して聴き比べすると全く同じ条件の元比較出来ますので、音源の個性を確認出来る良い手段だと思います。結構面白いですw

 

まとめ

デモを聴いて欲しい!と思った方は安いので買ってもそんなに後悔はしないと思います。

ただ、よっぽどこういった系統の音が好き出ない限り、わざわざ買うまでも無いかなーとも思いますw

当然ですが、とっくのとうにディスコンですから、欲しい人はヤフオクや中古楽器ショップ等で買って下さい。

相場は5,000円~。状態の良いものでも10,000円までじゃないでしょうか?それ以上は出す必要無いかな。

よっぽど今欲しい!って人以外は。

結構ヤフオクに出てますので欲しい人はチェックしてみてください。

 

この頃のPCMシンセはソフトシンセとは違った音像ですから、一味違う音をお求めの方にもオススメです。

と、まぁこんな感じで、また機会があれば誰得?な古い機材紹介をやっていこうかなと思ってます。