bra
さて皆様、正月気分は抜けましたでしょうか?

昨日、小室哲哉さんが引退されるというショッキングなニュースがありました。世代的に小室サウンドには思い出もたくさんあるので、とにかく寂しい気持ちでいっぱいです。

記者会見では赤裸々にご自身のことを逃げずに語り、すべてをさらけだす正直な姿勢に感銘を受けました。

言いたいことは山ほどありますが、ご自身が決められたことですので、結果的に色んな意味で良い方向に行くことを願っております。

さて、本題です。今回は2017年度「黒金戦利品」($24で購入)のひとつであるBlack Rooster Audio(以下BRA)「VLA-3A」をレビューしたいと思います。

鶏のマークでお馴染みなBRAですが、プロをはじめとする方々からも評価が高いデベロッパーです。

結論を先に書いておきますが、超オススメですよ。


VLA-3Aとは

vla3a
1969年発売のTeletronix(Urei) LA-3Aをエミュレートした、OPT(光学式)コンプレッサーです。

LA-3Aの兄貴分ともいえるLA-2Aは真空管を使用しているのですが、LA-3Aはコストを抑えるためにトランジスタを使用しているとのこと。アタックが早く、滑らかなコンプレッションが特徴です。

調整できるパラメーターは非常にシンプルです。GAIN(アウトプット)と、PEAK PEDUCTION(スレッショルド)。あとはLIMIT⇔COMPの切り替えくらいです。

実機はこちら。オリジナルはTeletronix(Urei)ですが、その後Universal Audioその他各社から復刻版がリリースされています。
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音について、Waves「CLA-3A」との比較
IMG_4162
Wavesの「CLA-3A」と音の比較です。

Dry→VLA-3A→CLA-3Aの順です。GAINとPEAK REDUCTIONは双方とも「5」に設定。わかりやすいように強めです。


まず音の違いですが、VLA-3Aの方がきめ細かい音でキレイにコンプしてます。密度も高いですし、単純に音が良いです。最も異なるのは、ローの迫力です。パンチが出てますね。さすがは最新のコンプ。

負荷
但し、負荷はVLA-3Aの方が高いです。

これはAD2をデフォルトで鳴らした状態。
normal

VLA-3A
bra vst

CLA-3A
cla

音が良いだけあって、負荷はちょっとありますね。めちゃ気になるほどではありませんが、挿しまくるとキツいかもです。Wavesは軽いですね。

シンプルな操作で使い方はカンタン、コンプレッションが非常に滑らかで気持ちいいです。接着目的でも威力を発揮しそう。

リリース(戻り)が遅いためソースは選ぶと思いますが、ハマると最高だと思う。アタック、リリースなどが調整できないので細かな音作りには向いていません。

さいごに
いかがでしたでしょうか。

さすがは最新のプラグインですね。かなり質が良いです。

噂では、BRAはbrainworxで「VSC-2」や「VSM-3」を開発したデベロッパーが立ち上げたブランドらしいので、高品質なのもうなずけますよね。

ブラックフライデー価格で$24は破格過ぎですが、今後セール等で安くなったタイミングで狙ってみてはいかがでしょう。

こんなに良いんだったら、バンドル買っても良かったかな?と思わせるコンプでございましたw

ではでは。


Black Rooster Audio「VLA-3A」



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