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本題に入る前に一言。

Rolandの創業者である梯郁太郎さんが4月1日に亡くなりました。

ぼく自身、Rolandのシンセサイザーが大好きなのはもちろん、MIDIが普及したおかげで音楽制作を楽しめているのは梯さんのおかげと感謝しています。

晩年は現Rolandとの対立などもあり、ご心労もあったことだろうと推察しますが、最後まで信念を貫かれたお姿は誰も忘れないでしょう。

音楽業界・電子楽器業界の発展に尽力され、多大なる功績を残された偉人。心よりご冥福をお祈りいたします。

さて、ブログ本題です。

クリアな音質と、思わずラインナップに組み込みたくなる洗練されたGUIから高い人気を誇っているmaag EQについて書きます。

一般的には兄貴分のEQ4が人気と思われますが、EQ2とはどこが違うのか気になってる人もいるのではないでしょうか。

両方使ってみてわかったのですが、EQ2はEQ4の廉価版だと思ったら大間違い。まったく異なるEQでした。

そのあたりについて書いていきたいと思います。

ちなみにマサシさんや、中川さんもEQ4について記事を書かれてます。

Maag Audio『EQ4』
心理トリック(Maag Audio EQ4)


EQ4とEQ2の概要
EQ4
eq4
EQ4は6バンドのイコライザーで、黄色のAirBand Gainだけは可変式。右の青いツマミで周波数帯を切り替えできます。左下にON/OFFのスイッチ付き。

EQ2
eq2
EQ2は2バンド。2バンド共に可変式のEQです。左の黒いツマミはInputGainで、全体のかかり具合を調整できます。赤いツマミで周波数帯を切り替えるのですが、EQ4と同じ周波数帯ではなく、EQ2独自の数値です。双方のEQにはON/OFFが搭載されています。左のバンドにはLMF(ローミドルフリーケンシー)のベルカーブ切り替えもついており、赤いツマミの上部に記載されている赤と白の周波数帯がソレです。

キャラクターも異なる
機能もコントロールできる周波数帯も異なるのは上に書いた通りですが、ブースト/カットした際のキャラクターも大きく異なります。

EQ4は効きが良く派手な音になります。やり過ぎるとシャリシャリする感じ。一方のEQ2は、マイルドな効き方、言い換えるとちょっとおとなしいキャラクターです。これはどちらが良いという話ではなく、異なるキャラクターなので使い分けしたほうが良いということです。

ちなみに実機はこんな感じです。物欲刺激されますね!


デモ
効果の違いを音で確認してみてください。双方とも同じ設定にしてあります。

AirBand 40kHz
Gain 8.0


EQ2


EQ4


Gainを最大(10.0)にして、もっとわかりやすくしようかとも思ったのですが、EQ4の方が音割れしたのでやめました。

EQ4の方が派手ですよね。EQ2は最大にしても割れるほどではありませんでした。

AirBandのみならず、他の周波数帯でも顕著に違いがあります。EQ4はいかにもという効き方でこれはこれで良いのですが、EQ2はとにかくスッキリした感じに効きます。むしろ音楽的なのはEQ2の方なのかなとも思うほどです。

特に、LMFの1.4kHzをブーストした時のスネアのアタックの出方が非常に良かったです。EQ4だと他のハイ成分まで持ち上がってしまうのでピンポイントを狙うブーストはEQ2に軍配です。

さいごに
EQ2をほめまくる感じになってしまいましたが、EQ4ももちろん良いです。

個人的には両方買うのをオススメ。トラックにもマスターにも使えるEQではないでしょうか。

なんてたってGUIが良いのでその気にさせてくれるのがイイ!

ちょいちょいセールやってるので、安くなった時に買うのが良いと思います。

ではでは。






Maag Audio EQ4

Maag Audio EQ2

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