Leapwing Audioの製品紹介第3弾ということで、「DynOne」「CenterOne」に続き今回は「StageOne」をご紹介します。
ミックスを行う上で、奥行きのコントロールし、3次元を表現したい場合に真価を発揮するプラグインです。次のような特徴があります。
- 自然なワイド感がかんたんに得られる
- 自然な奥行きを表現できる
- 楽曲の質感を保ちつつ立体的になる
マスター段に立ち上げて少し調整を行うだけでクオリティが上がってしまうくらいの効果があります。ミックス初心者や立体的なミックスができなくて悩んでいる方に是非試して欲しいです。
それではそれぞれの機能を見ていきましょう。
StageOneとは
どのような効果があるのか、かんたんにパラメーターを紹介します。
WIDTH
- WIDTH・・・センター以外の成分のステレオ感を引き伸ばします。ドラムやベースなど動いて欲しくない成分には影響を与えないためとても自然に効きます。
- HIGH PASS・・・WIDTHで処理する周波数をコントロールします。オーソドックスな使い方は低域をカットですね。
DEPTH
- DEPTH・・・奥行きの調整を行います。強めると音が遠ざかり反射音が多くなっていきます。最大にしても自然さは保っています。
- COLOR・・・上げると反射音の高域がブーストされ、下げると低域がブーストされます。
MONO SPREAD
- MONO SPREAD・・・モノラル素材をステレオに変換します。また、中央の成分を左右に広げる効果もあります。
- CENTER GRAVITY・・・ステレオイメージの重心をパンニングします。普通のパンコントロールよりもマイルドな効きです。向きが変わるイメージ。
不自然な感じがなく自然に3次元処理
ワイド感や奥行きを作り出すプラグインにありがちなのが不自然さです。どうしても効果と品質がトレードオフになってしまいがち。
しかし、StageOneは不自然さ、わざとらしさを感じさせず、極めて自然に3次元処理を実現します。
個別トラックの加工にももちろん良いのですが、2mixなど音数が多い素材だと、WIDTH、DEPTHの効果がハッキリわかるんですよね。
平面的なミックスにワイド感と奥行きが加わるので、一聴してクオリティアップしたような印象を受けます。もちろん破綻するような使い方は好ましくありませんが、こうも簡単に立体感のあるミックスになるのか!とひたすら驚くばかりです。
「DynOne」「CenterOne」と組み合わせて使用するとより一層効果的ではないでしょうか。
さいごに
Leapwing Audioのプラグインを導入することで、今まで何か物足りなかった2mixが別物に生まれ変わる可能性は非常に高いです。
代替えが効かないプラグインで唯一無二の効果・品質ではないかと思います。
楽曲全体に立体感が欲しい!という方に強くオススメします。
現在SONICWIREにて20%OFFセール開催中です。
購入はこちら